生涯学習News

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■子どもたちに充実した体験活動を!
近年は、インターネットなどのIT技術の発達や公園の減少等により、子どもが外で遊ぶ・体験するといった活動が減ってきているのではないかと感じています。体験活動が減ることにより、子どもたちの体力の低下や自主性、自律性の低下につながるのではないかと考えています。特に体験活動の主なものとして自然体験活動がありますが、近頃は活動場所の減少や指導者の不足により、子どもたちへの機会の提供が不足していると実感しています。
自然体験活動は、協調性やコミュニケーションスキルの向上、自律性を育むなど様々な教育的意義があります。また、自然体験活動を経験している子どもとそうでない子どもを比較すると、自然体験活動を経験している子どものほうが自己肯定感や自律的行動習慣が高い傾向にあるという調査結果もあります。
さて、本村における子どもの体験活動の実際を見てみると実に多くの体験活動の参加機会があります。社会教育の分野では、夏休みのキャンプ事業、子ども会のリーダー研修等が該当します。また、学校教育との関連で、カヌークラブでのカヌーの体験活動もあります。特に夏休みのキャンプ事業への参加は、自然体験活動として参加しない手はないといえるほど実りある事業となっています。小学6年生を対象としたキャンピングワークは、2泊3日の日程でキャンプをします。キャンプ場では、食事等を一から自分たちで作ります。大人の力を借りずに日常のことを自分たちで行うことはとてもよい経験・財産になると思います。また、小学5年生を対象とした湧別町との交流事業では、なかなか新しい人間関係を築く機会が少ない新篠津村の子どもたちにとって、新たな友達ができる良い機会になっていると感じます。
このように、社会教育係では子どもたちへの体験活動の機会提供を行っております。参加するか否かはそれぞれに委ねられていますが、もしお子さんが参加に迷っていたら、ぜひ参加の後押しをしてみて下さい!また、参加したくなくても1度でいいので参加してから合う・合わないの判断をしてほしいと思います。
今年度もまだまだ多くの事業がありますので多くのご参加をお待ちしてます!!