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自治体の皆さまへ

New Year’s greetings 2024 年頭のあいさつ

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北海道新篠津村

■龍の如く立ち上がる年へ
新年明けましておめでとうございます。村民の皆様方におかれましては、希望にあふれ健やかに新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年5月、村民の皆様方の付託によりまして、第20期議会が発足致しました。本年も議員7名総力を結集して「人口減少・少子高齢化」の波が到来する中「村内産業振興・観光開発」「教育・福祉の充実・強化」等に資するべく議会活動・議員活動に邁進してゆく所存です。変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて昨年はかつてない猛暑の年でした。北海道においては7月・8月、真夏日が連続44日間続くという観測史上初の状況。冷涼な気候には対処する農作物において、収量減・品質の大幅低下を招きました。加えて、燃油・資材等の物価高騰が農家経済を圧迫し、村内経済全体の体力・持久力が奪われつつあります。迎えた本年は「脱・コロナ感染症」に加えて「猛暑からの脱却」のため村全体が叡智を結集すべく「龍の如く立ち上がる年」となるよう強く願うところです。
「空のまち・新篠津」。一方、その地上にはしっかりと明日を見つめる子どもたち・若者たちの姿がある。昨年、北海道新篠津高等養護学校「演劇部」の皆さんが舞台上演をしてくださいました。演目は宮沢賢治原作の「虔十(けんじゅう)公園林」。舞台では、連れ立つ童(わらし)が輪になり踊り、こきりこ節が遠く近くに木霊(こだま)する。蓑(みの)をまとい、野良着姿に頬かむり。まさしく農村の原風景を令和に生きる高校生が見事に演じられていました。朴とつゆえに小馬鹿にされた「虔十」。が、ある日より、ただ黙々と木を植え続けた虔十。果たして見ることのない後の世に、虔十は何を語り問いかけようとしていたのでしょうか。
無性に感動し涙があふれて仕方がありませんでした。私たちは虔十に習い、希望の「木」を「明日の村づくり」のために植え続けなければならないことでしょう。
本年が村民各位におかれまして、実り多き心豊かな年となりますようご祈念申し上げ、議会を代表して新年のご挨拶といたします。

村議会議長
山元 栄

■地学協働活動に力を入れています
新年、あけましておめでとうございます。村民の皆さまにおかれましては、益々ご健勝にて新年をお迎えのこととお喜び申し上げますとともに、本年が皆さまにとりましても本村にとりましても明るく希望に満ちた年でありますことをご祈念するところであります。
新型コロナウィルスが5類へ移行となり、社会全体が様々な面で大きく変わってきました。学校教育や社会教育の場では「マスク着用」がだんだんとなくなってきており、電車の中や公共の場では多くは見かけますが、マスク着用が少数派となりつつあります。この傾向はますます強くなるのではないかと思います。その一方、全国的にインフルエンザやプール熱(アデノウィルス)、ノロウィルスが流行してきており「手洗い、うがい、マスク着用などの飛沫防止対策」も多く聞くようになってきました。学校や社会教育施設利用者にも注意喚起に努めて参りたいと存じます。どうぞご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
地域と学校の在り方を推進する「地学(地域と学校)協働活動」に力を入れてきました。「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」を目標に、道教委や石狩教育局とともに「地学協働活動」に取り組んでおります。11月末現在、小学校は延べ人数204名、中学校は延べ人数167名に達しております。子どもたちが学校の先生以外の大人との関わりをもつことが大切であるとの認識から、地学協働活動をさらに活発化していきながら、学校や地域の課題克服に努めて参りたいと考えております。
その課題のひとつとして「部活動の地域移行」への対応がございます。地域が学校を支える活動そのものが「地学協働活動」であり、地域の活性化にもつながります。この考えに基づいて課題に挑戦して参りたいと存じますのでご理解とご協力のほど重ねてお願い申し上げます。
村民の皆さまのご支援を心よりお願い申し上げ、年頭のご挨拶と致します。

村教育長
荒谷 順一郎

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