文字サイズ
自治体の皆さまへ

「歩く」と「受診」で健康と幸せを 健幸(けんこう)づくりに取り組もう!(2)

27/49

北海道旭川市

■がん検診で救命率アップを。予防には心身の健康も
旭川医科大学教授藤谷幹浩ふじやみきひろさんがんは症状が現れてから分かった場合、高い確率で生命維持の見通しが悪い「進行がん」です。一方、無症状者が対象となる検診で見つかった場合、早期に発見しやすく、救命率が上がります。胃がんなら7~8割は「早期がん」で見つかり、抗がん剤を使わず9割が完治します。医師としては、早期発見で助かりやすくなり、2次検査は昔ほど苦しくないと積極的に伝え、受診率を向上させたいです。ただ「私は大丈夫」と思い込んでいる方には、医療側だけでは限界があります。例えば、大腸がん検診の便潜血検査で陽性者の発症確率は陰性者の約40倍ですが、4割の人が放置するというデータがあります。高リスクの方への周知は急務です。健康情報の活用も検討し、医師や薬剤師、行政、市民が一体となって受診率を上げる必要があります。
肥満や高血糖はがんの危険因子で、予防には歩行などの運動も有効と言えます。近年は免疫力を利用した治療が注目されています。強いストレスで免疫は落ちるため、心も体も健康を保つことが大切です。

■スマートウエルネスあさひかわプラン策定記念 健幸づくり講演会
~今日からはじめる健康づくりとがん予防(参加無料)
日時:8/29(火)14:00~16:00
場所:大雪クリスタルホール(神楽3の7)
申込方法:電話か本紙掲載申込みフォームから
第1部:高齢社会の地域包括ケアと健康づくり
旭川市政アドバイザー(元厚生労働省健康局長) 宇都宮啓(うつのみやおさむ)さん
第2部:がん予防におけるがん検診の役割
(公財)北海道対がん協会会長 加藤元嗣(かとうもとつぐ)さん

詳細:
健康推進課【電話】25-6315
旭川がん検診センター【電話】53-7111

■あさひかわ健康マイレージ ポイントをためて賞品をGET(ゲット)!
検診の受診や健康イベントへの参加、ウオーキング、禁煙などに取り組むと、ポイントが加算されます。10ポイントためて応募すると、抽選で協賛企業の賞品が当たります。来年度からは、アプリにリニューアルする予定です。
対象期間:令和5年1/1~12/31
・歩く
・減量
・検診
・禁煙
▽賞品の一例
・スープカレー
・食事券
・地場産商品
・健康食品
・人間ドック無料招待券など
参加方法はこちらから(2次元コードは本紙19ページをご覧ください)

詳細:健康推進課
【電話】25-6315

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU