村長室だより No.81 多くの意見・要望を村政に!

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〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜

◆新型コロナウイルス感染症　2類相当から5類移行、通常生活へ
5月8日より新型コロナウイルス感染症がこれまでの2類相当から5類への移行となり、行動制限等が解除され、対策も個人の判断に委ねられることとなりました。
この3年あまりの間、村の様々な行事や季節のイベントが中止を余儀なくされ、会議なども書面やオンライン開催が主流となりました。まさに日常生活での感染拡大防止・危機管理の緊張した日々が続きました。
通常の生活が徐々に戻りつつありますが、国や道の指針に基づき、5類移行後も油断することなく、しっかりと感染予防等に努め、今まで以上に村民の皆さんの絆が深まり、笑い声と笑顔があふれる更別村をつくっていきたいです。

◆河野デジタル相が来村
4月9日(日)に河野太郎デジタル大臣が本村で進めている「スーパービレッジ構想」の視察に訪れました。広報5月号でも紹介されているように、サテライトオフィスを含む各施設や「ひゃくワクサービス」の「みんなのカラオケ」の輪に参加するなど精力的に視察を行っていただき、また、実際に完全自律自走ロボットトラクターに試乗、大型ドローンによる農薬散布の体験(スタートスイッチ)もしていただきました。
河野大臣は、「更別村でのデジタル技術を活用して農業の生産性を上げる取組や、生活の利便性を向上させることの意義、また、広く広域での連携や横展開が望ましい」と話されました。
その言葉を聴き、人口減少・少子高齢化の中、道内や日本で同じ課題を抱える中山間農村の「希望の光」になれたらとの思いを強くしました。現職大臣の視察を受け、国から期待されていることに、自覚と責任をもって課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

◆吉田豊さんが文科大臣表彰を受賞
今年度の文部科学大臣表彰で栄えある科学技術賞に北更別区の吉田豊さんが輝きました。農学部門での受賞は希少であり、また、生産者が受賞することも珍しく、快挙となりました。村としてもとても名誉なことで、心より祝福の言葉を贈りたいと思います。本当におめでとうございました。
研究成果は、「土壌凍結による野良いも防除技術の開発」であり今では当たり前の作業となっている「雪割り」を20数年前から研究してきたものです。更別の高い農業技術とたゆまない営農努力の賜物であるとの確信を新たにしました。