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《特集》札幌の「食」を楽しもう!(1)

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北海道札幌市

札幌では、市内外に流通するさまざまな農畜産物や加工食品がつくられています。今回の特集では、札幌の「食」の魅力に迫ります。

■産地に注目! 札幌で作られている農作物
ここでは、札幌で作られている農作物の一部を紹介します。

▽レタス
主に北区で生産。水分が多くシャキシャキとした食感の玉レタスを中心に、柔らかくて苦みが少ないサニーレタスなども作られています。

▽スイカ
手稲区では、果肉が締まっていて甘みの強い「サッポロスイカ」も栽培されています。

▽カボチャ
手稲区の手稲山口地区で栽培されている「大浜(おおはま)みやこ」は、水はけが良い砂地と昼夜の寒暖差が大きい土地の特性から、でんぷん質が多くホクホクで、糖度が高いのが特長です。

▽タマネギ
主に北区、東区、白石区で栽培。明治時代に札幌で試験栽培され、道内各地に広がったといわれています。栽培が難しく幻のタマわれる品種「札幌黄(さっぽろき)」は、肉厚で柔らかく、熱を加えると甘みがが特長です。

▽コマツナ
東区、南区、西区などで作られています。主に春~秋に複数回作付けして栽培され、市内の学校給食にも使われています。

▽ホウレンソウ
主に清田区、南区では、恵まれた水源を生かした「ポーラスター」が作られており、葉が厚く、えぐみが少ないのが特長です。

▽キャベツ
清田区では、大きいもので重さ20kg、直径50cm以上にまで育つ「札幌大球(さっぽろたいきゅう)」を栽培。葉が厚く食べごたえがあり、漬物などに適しています。

◆地産地消とは?
地域で生産したものを、その地域内で消費すること。市では地産地消の取り組みを進めています。

▽地産地消のメリット
・新鮮なうちに食べられる、生産者を知れて安心感を得られる
・生産、販売、消費が地域内で行われるため、地域が活性化する
・食材の輸送距離が短く、二酸化炭素の排出が抑えられて環境に優しい など

▽札幌産の農畜産物を広く知らせる
さっぽろとれたてっこ制度
市内の生産者が、生産した農畜産物を消費者に周知するために「さっぽろとれたてっこ」のマークを表示できる制度。
札幌の農畜産物を広く知らせることで、地産地消につなげます。

▽さっぽろとれたてっこ制度を利用している
コマツナ生産者の声
堆肥や炭化させたもみ殻を土に混ぜるなど、コマツナが育ちやすい土作りにこだわっています。今年は春が寒く夏は暑いので、特にビニールハウス内の温度管理に苦労しながら作っていますよ。多くの市民の方に、新鮮なコマツナをたくさん食べてほしいです。(漆崎農園 漆崎(うるしざき)さん)

詳細:農業支援センター
【電話】787-2220

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