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令和4年度 決算(1)

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北海道東神楽町

9月に開かれた第3回町議会定例会で、令和4年度一般会計、特別会計および各企業会計の決算が認定されました。今月号では、年度始めに立てられた予算に対し、1年間でどれくらいのお金がどのように使われたのかをお知らせします。また、本紙10・11ページでは、令和4年度決算に基づく健全化判断比率等を公表します。

■令和4年度決算 一般会計の決算概要
町は、皆さんから納めていただいた町民税や固定資産税、国や道からの交付金などをもとに、住みよいまちづくりを進めています。
決算は、町に入ってきたお金(歳入)と、町が使ったお金(歳出)を分かりやすくまとめたものです。まちづくりを進めるうえで、どのような事業にどれくらいのお金が使われたのか、決算を見ると明らかになります。
令和4年度の一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入が100億5037万円、歳出が93億6907万円で、差引額は6億8130万円となりました。
一般会計の決算状況は、本紙7ページの円グラフに示すとおりです。歳入が95億1262万円(前年度対比1・1%減)、歳出が88億3852万円(前年度対比4・5%減)で、歳入歳出差引額は6億7410万円。令和5年度に繰越して行う事業があり、その財源が3億5195万円となっていますので、実質収支額は3億2215万円となりました。
歳入は、その財源の性格から、『自主財源』と『依存財源』に分けられます。円グラフでみると、東神楽町の自主財源は歳入全体の34・8%、依存財源は65・2%の割合となっています。自主財源が多ければ多いほど、その自治体が進める行政サービスの自主性と安定性を確保できるといわれていますが、私たちの町の最も大きな財源は依存財源である地方交付税で、歳入全体の約24・7%です。
一方、歳出総額は88億3852万円で、その歳出の内訳を見てみると、総務・税務に関する経費などにあたる総務費が30億3416万円と最も多く、続いて、町民の福祉充実を目的とした民生費が16億7575万円、道路の維持管理や公営住宅の整備などの土木費が8億3359万円と続いています。
健全な財政運営には、歳入と歳出の均衡を維持しながら、経済情勢や町民の皆さんの要望に対応できるだけの弾力性が必要です。本紙9ページにある財政指標の推移を経常収支比率で見ると、現在の町の財政構造は弾力性が低いことを示しています。東神楽町を取り巻く台所事情は年々厳しさを増していますが、今後も限りある財源を有効に活用しながら、町民の皆さんにとって満足のいくサービスを提供できるよう効果的な財政運営に努めていきます。

◆表で見る一般会計(歳入・歳出)の推移
◇一般会計の歳入の推移(R元年~R4)

◇一般会計の歳出の推移(R元年~R4)

◆町税収入の状況
町税収入の状況
町税などは、町が直接収納し、自主的に使うことができる貴重な財源です。令和4年度の決算額は次のとおりです。

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