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議会ファイル(2)

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北海道東神楽町

◇[指摘事項2]契約関係について
(1)契約の競争性・透明性の確保
随意契約には、1社から見積書を徴する「特命随意契約」と複数の者から見積書を徴する「競争見積方式による随意契約」があります。特命随意契約は、競争による経済性が確保できず、不利な条件での契約や事業者選定の客観的妥当性において、初めから「この業者ありき」で他社を排除する恐れがあることから契約過程の透明性の確保や説明責任が強く求められます。
特命随意契約は、あくまで例外的な契約方法であることを十分認識し、時間の経過などにより競争性が生じていないかなど、定期的な確認や見直しを図っていただきたい。
特命随意契約の一手法としてプロポーザル方式による契約が行われています。
プロポーザル方式による契約は、複数の事業者から企画提案などを求め、提案内容等の審査を行い、企画内容や業務遂行能力が最も優れた者を選定し契約を締結する方法です。優先交渉者を選定するにあたっては、企画提案書やプレゼンテーションから受ける印象の良し悪しが評価に影響を及ぼす恐れがあることから客観的な判断基準が必要であり、提出された企画提案書の事前調査・確認が不可欠です。
プロポーザルによる企画提案の審査には意義がありますが、審査を行う上で、公正性と透明性を確保することは当然であります。一つのミスは、審査委員会での判断はもちろんのことですが、プロポーザルで漏れた事業者にとっては多大な影響を及ぼします。このことから、委員に対する事前説明、提案された内容の確認などを確実に行うことを強く望みます。

[改善措置(代表課…総務課)]
随意契約については、法令上の規定に基づく運用を行っているところであり、特命随意契約に関しては、定期的に契約方式の再検討を行うなど、競争性・透明性の確保に留意して進めてまいります。
プロポーザル方式においても、法令の趣旨に合致した運用に努めておりますが、評価基準の決定方法や審査委員会のあり方について改めて確認し、選定過程の公平性・透明性の確保に努めてまいります。

(2)プロポーザル内容の確認
旧忠栄小学校の廃校に伴う利活用の公募型プロポーザルを確認したところ、「審査評価表」設問6項目の内、2項目の設問に問題があると思われます。
一点目は、一方の資金計画の中で、6割以上を国の補助金を利用するとあるが、この補助金を利用するには事業と経費に制約があり、採択される要件を満たしていないように思われますし、クラウドファンディングと合わせて、不確実な資金で8割以上を占めています。
二点目は、価格についての項目の欄で、注意書き「譲渡の配点を優先とします」という、示すべき字句が記載されておりません。
この2項目は、審査委員の評価に影響を与え、配点が大きく左右されるものと考えられます。

[改善措置(まちづくり推進課)]
公募型プロポーザル実施に係る手続きについては、審査委員への評価方法の説明など、わかりやすい丁寧な説明に心がけ、疑義が生じないように努めてまいります。

(3)事業の検証・評価
旧忠栄小学校を利活用するにあたり土地、建物を賃貸借としています。校舎の改修や備品購入にあたっては、町が多額の補助金を交付して、事業者自ら整備することとしましたが、デジタル田園都市国家構想交付金という有利な財源を活用できたとは言え、新規の事業展開で今後の経営見通しが不透明であり、早期の撤退などの不安要素もあり、リスクを伴うものと思われます。当初から町も伴走しながら事業を行うと公言しており、今後も業務が確実に履行されているかの検証、評価を行うよう強く求めます。

[改善措置(まちづくり推進課)]
本事業につきましては、町が伴走して実施していくこととしており、今後も事業の推進について、検証、評価を行ってまいります。

◇[指摘事項3]交通事故などの発生と安全管理について
令和5年1月から9月までの間に、公用車による交通事故などが発生し、現在交渉中のものを除き、賠償金が20万929208円、修繕費用などが52万2967円発生しています。
費用は保険金で賄われておりますが、これらの事故については、自損事故もしくは当方の過失が100%となっており、少しの注意で回避できた可能性が考えられます。
運転者は、細心の注意をもって運転すべきことは当然のこととして、使用者である町においても交通事故などの防止について、今後も職員に対する注意喚起や職場研修などの取り組みを一層積極的に進めることが必要です。

[改善措置(総務課)]
職員に対する交通安全への安全意識は、課長会議や職員研修、外出の機会等折に触れて声掛けを繰り返し職員に浸透させるとともに、交通関係法令を遵守した安全運転の再認識や交通事故等の防止に向けた注意喚起を一層強めてまいります。

◆議会を傍聴しませんか
議会はどなたでも傍聴することができます。傍聴される際は、議場入口にある傍聴者名簿に住所・氏名をご記入のうえ、ご入場ください。なお、議事の進行状況により、日程が変わる場合がありますので、詳しくは議会事務局までお問い合わせください。

お問合わせ:議会事務局
【電話】83-5410

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