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自治体の皆さまへ

皆さんの悩み、お聞きしますケアラーの窓から Vol.30(最終回)

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北海道栗山町

◆ケアラー支援の未来
第2期ケアラー支援推進計画を策定
本計画は、ケアラー支援条例に基づき策定された計画で本町全体に一層のケアラー支援の輪を広げることで、全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目的とする3カ年計画です。

▽6つの施策体系
1 ケアラー支援の必要性や知識を深める広報および啓発活動
2 包括的な相談・支援体制
3 障がい者および子育て支援の充実化
4 ケアラー支援を担う人材の育成
5 ケアラー同士が交流・情報交換できる場の設置
6 国、道、関係市町村への情報発信および要望

〈重点(1)〉ケアラー月間またはケアラー週間の実施
町全体での「ケアラー」の認知度をより高め、ケアラーが地域とつながり続けることができる社会を目指して集中的に広報・啓発を行います。
〈重点(2)〉ケアラーサポーター派遣対象者の拡大と、活動の充実化
ケアラーサポーターによる傾聴ボランティア活動に取り組んでいます。今後、訪問対象者を広げ、ケアラーの悩み事・心配事を受け止めることができる体制づくりをより進めていきます。
〈重点(3)〉ヤングケアラー相談支援体制の確立
子どもたちがケアでの悩みを抱え込み、体調を崩してしまう前にヤングケアラーの早期発見と、相談・支援体制を確立できるよう、関係者間でその方法を協議します。

■Interview
計画を通じてケアラー支援の輪をこれからも
計画では、町全体でケアラー支援の輪を広げるために、町民、事業者、関係機関の皆さんで将来像を定め、これからの町のケアラー支援の方向性を明確にしました。今後も全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる「まち」を目指して、施策を推進します。2年半掲載してきました「ケアラーの窓から」のコーナーは今回で一区切りとなりますが、今後もケアラー支援の情報は、特集やニュース記事などでお知らせしたいと思います。これまでご覧いただきありがとうございました。
栗山町地域包括支援センター
大家洋志(おおやひろし)社会福祉士

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