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まちの話題 Mori Town Topics(2)

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北海道森町

■foreStival(フォレスティバル)豊かな自然と遊ぶもりまち
森観光協会(河野昭彦会長)では、若者が交流できる場として”豊かな自然とあそぶもりまち”をテーマに掲げた野外イベント「foreStival」を、7月22日・23日に青葉ヶ丘公園で開催しました。
会場にはご当地グルメやキッチンカーが集結したほか、飲食ブースは多くの人で賑わいを見せ、園内に設けられたアウトドア用品の展示・販売コーナーやテントサウナ、薪割り体験、バードコール製作体験ブースでは、親子が協力して体験する姿が多く見受けられ終始笑顔の絶えない体験会が開かれました。
屋外ステージでは、ものまねタレントや道南アーティストのほかカクテルパフォーマンス等のライブステージが披露され、来場者の大きな歓声が響き渡りました。
22日の日暮れ時には、園内に設置された特設スクリーンを使ったアウトドアシアターが開催され、来場者は上映されたアニメ映画を楽しみました。
初開催となったforeStivalのトリを務めたのは、ものまねタレントのホリさん。テレビ等で見る圧巻のものまねと、ステージを飛び降りて観客と握手をかわすその姿に、鳴りやまない拍手が送られ、惜しまれながら幕を閉じました。

■尾白内小学校閉校記念事業「学校見学会」学び舎を懐かしむ
町立尾白内小学校の「閉校記念学校見学会」が8月1日から8月9日の期間で実施され、町内外から延べ44名が当校を訪れました。
8月7には町内外在住の同窓生(第110回卒業生)10名が同校を訪れ、校舎を見学。廊下を進むと「給食の配膳台もこんなに小さかったんだね」などと名残惜しそうに思い出を語り合い、見学者の一人は「閉校となることを知り校舎を見渡すと感慨深く思う」と率直な気持ちを話されました。
なお、冬季休業期間中に第2回目(12月23日~1月15日)となる校舎見学会が実施される予定です。

■静岡県森町・北海道森町児童生徒友好親善交流事業 北と南の“森町”、親睦を深める
昭和63年から続く静岡県森町・北海道森町児童生徒友好親善交流事業が8月2日から2泊3日日程でネイパル森を拠点として実施され、姉妹町静岡県森町から小学生6名、中学生4名が来町しました。函館空港から函館市内研修を経て来町した一行は、夕食に当町の児童生徒とジンギスカンを囲みすっかり打ち解けた様子。
2日目には鷲ノ木遺跡ストーンサークル見学やパークゴルフなどを体験したほか、小中学生計20名が4グループに分かれて夕食のカレーライスづくりに挑戦し、両町児童生徒の友好親善が深められました。

■武蔵野美術大学と日本総合研究所が目指す自律協生社会講演会 自律協生社会とは
「武蔵野美術大学と日本総合研究所が目指す自律協生社会」講演会が8月4日に森町公民館で開催されました。縮退する社会の中で私たちはどう生きるかをテーマに、武蔵野美術大学造形構想学部教授・若杉浩一氏と(株)日本総合研究所エクスパート・井上岳一氏の研究・実践活動事例を交えた持続可能な地域社会について講演いただきました。
講演の中で若杉氏は「自律協生とは、住民が楽しみながら社会に参加すること」と話し、人々が学びあう場を意識したフィールドワークを学生とともに実践し、農林水産業の「つながり」で森町産品の市場価値が上がった事例を紹介し、森町、鹿部町、七飯町が構成する「環駒ヶ岳エリア」の一次・二次産業の可能性について話されました。
井上氏は、経済的持続性と文化的持続性に触れ、行政と企業の共同体が資源を活用することにより、新しいビジョンと情報発信が生まれることについて話されました。
その後、環駒ヶ岳エリア3町の町長を交えたディスカッションが行われ、岡嶋町長が「環駒(かんこま)を構成する3町で協力し、目標とするゴールを掲げたい」と話され、講師からは「3町の一次産業がひとつひとつの役割を担い、函館と環駒3町で道南経済を回していければ」と締めくくり講演会の幕を閉じました。

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