日本の食品ロス量は令和3年度で年間523万トンと推計されており、日本の人口1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1個(約114g)を捨てている計算になります。
食品ロスは、ほとんどが食品メーカーやスーパーマーケットで発生していると思いがちですが、食品ロス量の約半分は家庭から発生しています。
家庭からの食品ロスの要因は、料理の作り過ぎによる「食べ残し」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」、未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」となっています。
■食品ロスを減らすためには?
・買い物をする前に、冷蔵庫などにある食材をチェックしましょう。
・まとめ買いを避け、使う分、食べきれる量だけを買いましょう。
・すぐに使う食材は、商品棚の手前から取るようにしましょう。
・食品に記載された賞味期限と消費期限の意味を正しく知り、保存方法を守りましょう。
・野菜は、冷凍・茹でるなど、下処理をしてストックしておきましょう。
・残っている食材から使い、作りすぎた料理はリメイクレシピなどで工夫しましょう。
・体調や健康、家族の予定も配慮して作る量を調整しましょう。
これらの食品ロスは、少しの意識、少しの工夫で減らすことができます。みんなで食材を無駄なく使って食品ロスを減らしましょう。
相談窓口:
・役場観光商工課商工労働係(2階(16)番窓口)【電話】内線251
・釧路市消費生活センター【電話】0154-24-3000
・消費者ホットライン【電話】188
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