生活豆知識 SNS投資詐欺に要注意

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北海道内にも架空請求詐欺に代わる新たな手口として、SNSのグループへの招待をきっかけとした投資名目の詐欺被害が増加しています。

■事例
退職金の運用のため、高配当・元本保証をうたう広告を見て登録したところ、投資の専門家を名乗るアカウントからSNSの情報交換グループに招待された。「言うとおりに投資をすれば大きな利益が出る」と話を持ち掛けられ、不安だったが同じグループ内の人からの勧めもあり、紹介された投資アプリをダウンロードして、複数回にわたり指定された個人口座に合計2千万円を振り込んだ。その後アプリで状況を確認すると順調に利益が出ていたので、投資したお金を引き出そうとしたができず、グループのメンバーに相談したところ「出金するには保証金として追加で現金を振り込む必要がある」と言われ、おかしいと思い知人に相談したところ騙されていたと気づいた。

■騙されないためには
・投資で「必ず儲かる」などのうまい話はありません。
・異性を装いSNSで交流を重ねて信頼関係を築き、恋愛感情を利用して投資話を持ち掛ける手口も確認されています。(ロマンス詐欺)
・招待されたグループの中には、詐欺グループのメンバーも居る可能性がありますので注意が必要です。
・投資を勧める相手は、法律に基づいた登録等をしている事業者か金融庁のサイトで調べましょう。
・振込先に個人名義の口座を指定された場合、絶対に振り込まないでください。
・アプリ上では投資したお金が増えているように見えても、実は偽物のアプリで、投資したお金がすべて抜き取られていることもあります。

相談窓口：
・役場観光商工課商工労働係(2階(16)番窓口【電話】内線251)
・釧路市消費生活センター(【電話】0154-24-3000)
・消費者ホットライン(【電話】188)