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保健センター通信ホケセンだより

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北海道比布町

■今月のテーマ「食欲とレプチン」
短い夏も終わりを迎え、秋の訪れを感じられるようになりました。秋といえば食欲の秋!サツマイモやかぼちゃ、サンマ、栗、梨、柿など秋の味覚が豊富で、食欲が湧き、ついつい食べ過ぎてしまうことが多くなりますよね。「瘦せようと思ってるのに、食べ過ぎてしまった。どうして、自分は意志が弱いんだろう・・・」と自分を責め、体重の維持に苦労したことはありませんか。

◆食欲を抑えたいのに抑えられないのはなぜ?
食べ過ぎてしまうのは、レプチン(※)という食欲調節を行うホルモンが関係しています。
脂肪が体にたまり肥満になると、レプチンが効きにくくなり、満腹感が得られず、食欲を抑えられなくなります。
(※)レプチンとは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、脳に満腹を知らせるサインを送って、食べ過ぎを防ぐ役割があります。

◆レプチンを活性化させる方法
▽よく噛んでゆっくり食べる
満腹感を感じ始めるのは、食事開始から約15~20分後です。レプチンが作用する前に食事を終えてしまうと、レプチンが十分に分泌されず食べ過ぎにつながります。食事は、20分以上かけてゆっくり食べることがおすすめです。

▽バランスの良い食事
揚げ物などの脂質が高い食事を摂り過ぎると、レプチンの作用不足につながり満腹サインを感じにくくなります。バランスの良い食事を摂ることを心がけましょう。

▽睡眠をしっかりとる
睡眠時間が短いと、レプチンの分泌が低下し、食欲増進ホルモンが増加するため肥満につながると言われています。睡眠時間が十分に取れない場合は、眠りの質を高めることも大切です。

▽運動をする
運動により食欲増進ホルモンを抑えるだけではなく、肥満の予防・改善につながります。運動習慣がない方は、気軽にできる簡単なストレッチや体操など少しづつ体を動かしてみましょう。

■健康づくりは幸せづくり!私たちがサポートします!
保健センタ-には、保健師や管理栄養士が在職しています。健康づくりに関するお悩みなどがあればお気軽にご相談ください。
また、体脂肪率・筋肉量などを測定できる体成分分析器がありますので、健康づくりのためにもご利用ください。

問合せ:保健センター
【電話】85-2112

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