君の夢プロジェクトー比布中央学校剣道部編ー

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●スポーツや文化活動に打ち込む子どもたちの夢をかなえるプロジェクト
9月17日、比布中央学校武道場で『君の夢プロジェクト剣道部編』が行われ、剣道部員と剣道少年団員ら23人が参加しました。
君の夢プロジェクトとは、スポーツや文化活動の「プロ」の指導や講話を通じて、子どもたちに「本物」を体験してもらう取り組みです。
今回の講師は、世界剣道選手権大会や全日本女子剣道選手権大会で数多くの優勝経験を持つ、名実ともに日本を代表する剣士・末永真理さんと、夫の将大さん。二人は、全国各地で子どもから大人までの指導にあたっており、実力はもちろん、親しみやすい人柄も人気です。
準備運動を兼ねたフィジカルトレーニングでは、腸腰筋などを鍛えるメニューを体験。一流選手のトレーニング内容を学ぶ機会であり、部員らは必死についていきました。
その後、素振りやすり足、面、小手などの基本的な打ち方を細かく指導。「自分と何が違うか、よく考えながら見てください」と手本が披露されると、部員らは思わず「すごい」と声を漏らしました。一流選手の技を間近で見てアドバイスをもらい、貴重な経験をした部員らは、充実した汗を流しました。
約4時間の指導を終え、将大さんが「無理だと思うものでも良い。目標を高く持って稽古すること。道は必ず見えてきます」と締めくくり、部長の堺陽向さん(8年生)が「目標を高く掲げ、それにたどり着けるような稽古をしていきたい」と感謝を伝えました。

○末永真理さん(剣道錬士六段)
5歳で剣道を始め、PL学園高校卒業後、大阪府警察に奉職。昨年退職し、現在は夫・将大さんが代表を務める法人に所属し、剣道の指導などにあたっている。世界大会個人2位・全日本大会優勝3回。昭和63年生まれ、大阪府出身。

○末永将大さん(剣道五段)
全国中学校剣道大会やインターハイなど数多くの全国大会出場経験を持ち、現在は和歌山県の廃校を活用した宿泊施設などを運営する一般社団法人み・ゆーじ代表。昭和63年生まれ、大阪府出身。