スポーツや文化活動に打ち込む子どもたちの夢をかなえるプロジェクト
●元プロ野球選手 鶴岡慎也さん
小学生から野球を始め、高校時代は甲子園に2度出場。卒業後、社会人野球を経て平成14年に日本ハムファイターズに入団。他球団へ移籍するも令和元年に北海道日本ハムファイターズへ復帰。現役時代は捕手として活躍。昭和56年生まれ、鹿児島県出身。
7月26日、ぴっぷ球場で『君の夢プロジェクト野球部編』が行われ、比布中央学校野球部員と野球少年団員ら計11人が参加しました。
君の夢プロジェクトとは、スポーツや文化活動の「プロ」の指導や講話を通じて、子どもたちに「本物」を体験してもらう取り組みです。
今回の講師は、元北海道日本ハムファイターズの鶴岡慎也さん。これまで複数のタイトルを獲得しチームをリーグ優勝、日本一に導きました。
そんな鶴岡さんから、投球や守備、打撃の基礎を学びました。
「守備の面ではキャッチボールが一番重要」と言い、投球、守備練習では、キャッチボールや外野・内野ノックで部員たちの動きをチェックし、実践しながらコツや改善点を伝授。一人ひとりの癖を一目で見分け、やさしく、的確にアドバイスをする姿が。
打撃練習では、部員がマウンドに立ち、鶴岡さんがバットを握り打席に立つという貴重な場面も。
約2時間の指導を終え、部員らからはたくさんの質問が。鶴岡さんからは、「とにかく基礎をしっかり身に着けておくこと。基礎が体に染み付いていればいつでも反応できる」とアドバイスを送りました。
最後に鶴岡さんから一人ひとりにサイン色紙のプレゼントが。9年生の古川敦貴さんは「プロでの経験から的確なアドバイスをしていただき、実践するとすぐに効果が出た。これからは練習から緊張感をもって、本番で動揺しないように何事にも努力していきたい」と話してくれました。
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