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自治体の皆さまへ

pip star さまざまな分野で活躍する子どもたちを紹介します。

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北海道比布町

■#028 寒河江冴六(Koroku Sagae)さん 比布中央学校6年
比布中央学校6年生の寒河江冴六さんが、7月28日に三重県で開かれた「第40回全国少年少女レスリング選手権大会」に出場し、小学生男子6年46キロ級で第3位に輝きました。
「1勝でもできれば良いと思っていました」と控えめな言葉で振り返る寒河江さん。その理由は、レスリングを始めてまだ一年も経っていなかったため。しかし、着実に勝利を重ね、周囲の期待を大きく超える活躍を見せました。
昨年9月、旭川市内の体育館で、旭川レスリングクラブの練習を見学したのがきっかけ。4歳から続けている剣道でなかなか結果が出せず悩んでいたとき、「何か違う競技に挑戦してみたら」と両親に勧められたのが始まりでした。
会場の雰囲気に圧倒され、はじめは陰に隠れてしまったといいますが、「やってみたい」と決断しました。
旭川レスリング協会の石川徹副会長は、「動体視力とパワーが強み」と評価しています。
剣道とレスリングの二刀流で日々汗を流す寒河江さん。練習は、先生に注意されることもあり厳しいですが、楽しいこともいっぱい。「タックルが決まったときは気持ち良い」と笑顔。
次第に剣道でも良い結果に結びついてきましたが、試合日や練習日が重なるとどちらかに参加できないことも。それでも、温かく送り出してくれる双方の環境に、とても感謝していると本人と両親は話します。
来年2月には、今大会でベスト8に入った選手による選抜大会も予定されており、「これからも大会に向けて練習を頑張りたい」と抱負を聞かせてくれました。

■#020 梅澤満喜(Mitsuki Umezawa)さん 比布中央学校6年(広報ぴっぷ2019年7月号で紹介)
6月25日に開かれた将棋の全国大会で優勝した梅澤さん(広報ぴっぷ先月号で紹介)も、結果報告のため役場を訪れました。9月には愛知県で開かれる全国規模の大会を控えており、村中町長が「楽しみにしています」と激励すると、少し照れながら「はい」と答えました。

■#029 大仙桃(Momo Daisen)さん 比布中央学校8年
比布中央学校8年生の大仙桃さんが、「第86回全日本ペン書道展」の児童・生徒の部硬筆部で大賞を受賞しました。同部の中学2年生部門には全国で175人からの出展があり、その中で大賞に選ばれたのは7人。道内で唯一の受賞となりました。
「長い間ペン習字教室に通ってきて、初めて大きな賞をいただけてうれしいです」と笑顔を見せる大仙さん。教室に通いだしたのは、小学1年生の冬。習字をしていた母の影響を受け、字を書くことが好きだったと話します。
その後、持ち前の集中力と努力家な性格で、みるみる上達。その姿を見てきたペン習字教室「ペン遊ゆう会」の星冬とうこ紅う先生は、「大仙さんは、字形はもとより『線質』をよく意識できています。一画一画丁寧に、とても素直な字を書きます。性格も朗らかで、教室を明るくしていますね」と褒めます。
大仙さんがペン習字と同じく続けているのが、小学2年生から始めたバスケットボール。人数が少ないため、現在は当麻中学校と合同で部活動を行い、得意の脚力を生かして活躍しています。
「学校での勉強や、部活に習い事。時間が足りないと思うこともあるけど、教室に来ると友達が居て楽しいです。次は皆で、硬筆書写技能検定の3級に挑戦します」と、充実した日々を送っています。
「実は、今回出展した作品はあまり時間がかけられず、納得はしていませんでした。だから選ばれたことが意外なんです」と顔がほころぶ大仙さん。7月下旬に東京都内で行われた表彰式に出席し、賞状とトロフィーを受け取ったことで実感がわいたようです。
来年は受験生。「受験勉強で忙しくなるけど、できるかぎりペン習字を続けたい」と笑顔で話してくれました。

▽ペン遊会(ペン習字教室)生徒募集中
美しい文字は一生の宝もの。お子さんから大人まで丁寧に指導します。見学・体験学習など、お気軽にお問い合わせください。
開講日:
小学生 毎月3回(午後3時30分~5時30分、午後7時~9時)
大人 毎月2回(午後6時30分~8時30分)
場所:福祉会館

問い合わせ:講師 星冬紅さん
【電話】090-8371-1721

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