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自治体の皆さまへ

明日、起こるかもしれない「地震への備え」出来ていますか?

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北海道江別市

今からちょうど100年前の1923年(大正12年)9月1日、関東大震災が発生しました。日本列島はどこででも直下型の地震が起こる可能性があります。江別市も例外ではありません。
この未曽有の大災害が発生した9月1日は、震災の教訓を生かし、身近に起こる災害に備えるための「防災の日」です。この機会に、日ごろから出来る災害への備えを改めて確認してみましょう。

◆江別市内の最大想定震度は「震度7」
市内で震度7の地震が発生した場合、
建物全壊:約2,150棟
建物半壊:約4,150棟
死傷者:約1,390人
の甚大な被害が想定されています。最大震度が想定されているのは「月寒背斜に関する断層」と「野幌丘陵断層帯」による地震です。

◆江別市内では5年前に震度5強を観測 過去の被害状況を振り返る
平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震では、厚真町で最大震度7を観測しました。北海道全域で停電が発生し、日常生活に大きな影響が出ました。
市内では592棟の建物被害があり、そのうち住家は568棟、人的被害はけが人が5名でした。また、停電の影響で断水となり、約23,500世帯51,000人に影響がありました。
避難所は6箇所開設され、最大避難者は519名でした。

◆(check)いま一度、確認してみましょう!日ごろから出来る災害への備え
◇食料・飲料を備蓄しよう
・最低3日分、推奨は1週間分!
レトルト食品やカップ麺、飲料水など、賞味期限の長い食料を日ごろから備蓄し、食べた分を買い足すローリングストックで上手に備蓄しましょう。
目安として、最低3日分、できれば1週間分の備蓄を推奨しています。

◇停電に備えよう
・寒さへの対策も忘れずに!
懐中電灯やポータブルラジオ、携帯電話を充電するためのモバイルバッテリーや乾電池など、停電時でも使用できる機器を用意しておきましょう。
また、冬季の災害に備え、カセットボンベ式の暖房器具など、暖を取る方法についても確認しておきましょう。

◇家具の配置を見直そう
・日ごろから出入口の確認を!
地震の揺れによる家具の転倒・散乱により出入口がふさがれ、逃げ遅れたり怪我をすることがあります。日ごろから出入口付近には家具や荷物を置かず、避難経路を確保しましょう。
また、就寝中に家具の下敷きにならないよう家具の配置にも気を使いましょう。

◇地域の絆を深めよう
・困った時は近所で助け合い!
被災時には、自分の力だけでなく、地域の協力(共助)も大切です。日ごろから地域のつながりを意識し、交流を深めていると被災時にも助け合うことができます。
防災訓練を地域単位で行うなど、地域の絆を大切に深めましょう。

◇今できる準備をしよう
・普段からの備えが大事!
カセットコンロなどは被災時にも役立ちますが、災害が発生すると入手困難になる可能性があります。そのため、普段から使用できる器具などを災害時に備え準備しておきましょう。
また、被災後の生活のために地震保険の加入なども検討しましょう。

◇防災情報の入手方法
・防災情報提供サービスに登録!
あらかじめ「江別市防災情報提供サービス」に登録しておくと災害が発生した際に、地震情報や断水情報、避難所・給水所の開設情報などを入手できます。
停電時は電話やファクスが使用できなくなるので、携帯電話で確認可能な電子メールでの登録を推奨しています。

詳細:危機対策・防災担当
【電話】381-1407

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