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〔特集〕地域で輝く 学生のチカラ(3)

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北海道江別市

◆ジモ×ガク 大学生が地域・地元で学び、活躍する
「ジモ×ガク」は、市内の大学生が、ボランティア活動や企業訪問などに参加し、多様な立場の方とのコミュニケーションや地域との関わりなどを通して、さまざまな経験が得られるように支援している事業です。
工場見学や市内探索、ワークショップの参加、スノーフェスティバルなどのイベントの運営補助、小中学生の学習サポートなど、幅広い活動があります。

これまでに10回以上ジモ×ガクの活動に参加しているという、佐藤智貴さんと渡辺智美さんから話を伺いました。

酪農学園大学 3年生 渡辺 智美(わたなべ ともみ)さん
札幌学院大学 大学院 1年生 佐藤 智貴(さとう ともき)さん

◇参加したきっかけは?
・佐藤
コロナ禍で地域や人との関わりが少なかったので、何か地域と関わることがしたいと思い、インターネットで検索し、ジモ×ガクを見つけて参加しました。

・渡辺
私は友達に誘われて、ブックストリートのお手伝いに参加しました。とても楽しかったので、ほかにも、環境広場や小学生の牧場体験のお手伝い、中学生の学習サポートなど、月1回くらいのペースで参加しています。

◇ジモ×ガクの魅力は?
・佐藤
普段関わることの少ない他の大学の学生と交流できることがジモ×ガクの魅力です。同じ志を持った人と話をしたり、勉強したりすることができます。また、参加したワークショップでは、学生以外にもさまざまな立場の人と一緒に、江別や地域のことを考える機会になりました。
もともと海外に興味があったので、「世界市民の集い」の運営補助に参加しました。市内在住の海外からの移住者と関わることができる貴重な機会となりました。ジモ×ガクは自分の興味がある内容を選べるのも魅力の一つです。

・渡辺
ジモ×ガクの一番の魅力は、人の輪が広がることです。私は、絵を描くことが好きで、ジモ×ガクを通して出会った人から、看板を描いてほしいと依頼されたり、美術部の活動と地域をつなげることができたりと、人の輪が広がり、活動も増えました。

◇参加した後、意識の変化はありましたか?
・佐藤
参加する前も、海外に関する仕事やサービス業に興味がありましたが、ジモ×ガクに参加し、地域と関わる中で、海外からの移住者と地域の関わり方などに興味を持ちました。こういった経験を通して、地域のために働きたいと考えるようになりました。

・渡辺
私は獣医師を目指していて、ジモ×ガクに参加してからは、自分の知識を生かしながら、地域に役立つことがしたいと考えるようになりました。
活動の中で「私もこんな風になりたい」と思える大人の方と出会うことができ、ただ働くだけではなく、地域猫のことや飼い主同士の交流の場を企画するといった将来像を持つようになりました。

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