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自治体の皆さまへ

新しい総合計画がスタート えべつ未来づくりビジョン(第7次江別市総合計画)(1)

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北海道江別市

江別市は、市の最上位計画である「えべつ未来づくりビジョン(第7次江別市総合計画)」を策定しました。
今後10年間のまちづくりの指針である総合計画は、市民参加の取り組みを通じて、多くのご意見をいただきながら作り上げました。
これから、将来都市像「幸せが未来へつづくまち えべつ」の実現に向けて、新しい計画に基づくまちづくりを進めていきます。

◆時代の変革期
現在は、揺れ動く国際情勢をはじめ、景気の変動や、感染症の流行、大規模災害の発生などによって不安定な社会経済状況の中にあり、近い将来を見通すことが非常に難しい時代です。
そのような中で、さまざまな課題に対し、これまで以上に柔軟かつ大胆に対応しながら、新しい価値を創造し、困難を乗り越えていく必要があります。
これからも「江別市に住んで良かった」「このまちにずっと住み続けたい」と思っていただけるよう、市民の皆さまと手を取り合いながら、着実にまちづくりを進めていきます。

◆人口減少対策に重点
全国的に少子高齢化と人口減少が進む中、令和5年の江別市における0~14歳の年少人口の転入超過数は、6年連続して全国の市町村の中で20位以内という喜ばしい結果となりました。
一方で、全国的に進む人口減少の大きな流れの中で、江別市の人口は令和2年の12万1056人から、本計画の終了年である10年後の令和15年には1万人以上が減少すると見込んでいます。

このまま、人口減少が進むと、深刻な人手不足に陥り、次第に経済が縮小し、まちが衰退していく可能性があります。
まちの活力を保つためには、将来を担う子育て世代などの若い方々に江別市を選んでいただけるような取り組みを行いながら、今、市内で活躍されている方が、年齢を重ねても、安心して住み続けられるまちづくりを進めていくことが重要です。
これらの取り組みを重点的に進めていくことによって、人口減少を和らげ、令和15年の推計を上回る人口を目指します。

◆目指すまちの姿の検討
計画の策定にあたっては、人口減少対策をはじめ、まちの経済活性化やデジタル技術の活用、脱炭素・循環型社会への対応、地域のつながりづくり、共生社会への対応、持続可能な行財政運営など、江別市の課題を市民の皆さまと共有しながら、目指すまちの姿を検討してきました。

◆まちづくりの基本理念
多くの市民の皆さまとお話をする中で、「課題はあるが、江別市は住みやすく、このまちのことが好き」「変わらずに、いつまでも、住み良いまちであり続けてほしい」というご意見を多くいただきました。
こうした市民の皆さまの想いをもとに、これからの江別市が目指すまちの姿として、五つの「まちづくりの基本理念」を定めました。

◆将来都市像
住みやすく、魅力的なまちであり続けるため、基本理念に基づくまちづくりを進めることで、江別市に関わる全ての人が幸せを実感し、その幸せが未来へ続いていくという希望を込めて、「幸せが未来へつづくまち えべつ」を将来都市像に掲げることとしました。
江別市は、この将来都市像を実現させるため、市民の皆さまとの協働のもと、あらゆる課題に挑戦しながら、みんなで支え合い、安心して暮らせる共生のまちを目指して、まちづくりを進めていきます。

詳細:政策推進課(総合計画・総合戦略担当)
【電話】381-1033

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