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再生可能エネルギーマスタープランを策定しました

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北海道江差町

■再生可能エネルギーマスタープランとは
江差町内における「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ(=カーボンニュートラル)」を実現するために、家庭、事業所、運輸などに関する省エネルギー対策の推進と、本町に賦存する地域資源を活用した再生可能エネルギーの導入を検討していくための計画です。

■再生可能エネルギーとは?
太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスといった自然界に存在するエネルギー源のことで、温室効果ガスを排出せず、どこにでも存在することから、エネルギー対策、地球温暖化対策、経済成長の観点から活用の意義が大きい重要なエネルギー源となっています。

■どうして再生可能エネルギー?
いま、世界では、大雨などの異常気象による災害や、海水面の上昇など、地球温暖化の影響で様々な問題が起きていて、この問題を解決するためには、地球温暖化の原因とされている温室効果ガスを減らすことが必要です。
そこで、世界中の国々が、温室効果ガス削減の目標を決めた「パリ協定」という約束を守るために取り組んだり、企業も温室効果ガスを減らすための取り組みをしています。
この中で、温室効果ガスを出さずに電気を作れる「再生可能エネルギー」が注目されています。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■江差町の期待される再生可能エネルギー
江差町は、風況が良好なことから、陸上風力や洋上風力が期待されます。また、日照時間は比較的低い水準ではあるものの、建物屋根や荒廃農地への太陽光発電が期待されます。
町では、風力をはじめとした再生可能エネルギー導入により、温室効果ガス排出量実質ゼロに取り組みます。

▽江差町の月別気象データ(1991~2020年の平均値)

■温室効果ガス排出量実質ゼロに向けた取り組み
2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ達成を実現するためには、再生可能エネルギー導入のほか、町と町民・事業者が連携し、日常生活、産業活動、建築物、交通などに関する温室効果ガス排出の抑制が必要です。
省エネ対策の推進と再生可能エネルギーの導入により、温室効果ガス排出を減らして地球温暖化を防ぎながら、住民が元気に安心して暮らせる生活環境づくりを目指します。

▽町・町民・事業者が連携して取り組む具体的な内容例
・バス等の公共交通機関、オンデマンドバス(江差マース)の利用促進
可能な限り、自動車利用からバス等の公共交通機関への移行に努めましょう
・エコドライブの推進
月別に燃費を記録・管理し、運転方法や日常点検によって、燃料使用量の削減に努めましょう
・省エネライフスタイルへの転換
日常生活や事業活動が温室効果ガス排出量に影響を与えることを意識し、省エネライフスタイルへの転換するよう努めましょう
・LED照明への更新・導入
LED照明の利用促進による電力使用量の削減に努めましょう
・ごみの減量
紙の再利用やマイバッグ・マイボトルなどの利用に努めましょう
・環境意識の醸成
「植樹祭」「育樹祭」をはじめとした、環境保全活動に参加しましょう

お問い合わせ先:総務課防災生活係
【電話】52-6711

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