江差町地域公共交通計画を策定しました～〝自分たちごと〟の公共交通～

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人口減少や自家用車の普及に伴う公共交通利用者の減少、また、運転手不足の深刻化などにより、公共交通の確保・維持が難しい社会情勢の中で、高齢化の進行などによる暮らしやすい「まちづくり」を進めていくためには、公共交通の必要性がさらに高まることが予想されます。
こうした状況を踏まえ、町では、交通事業者を始めとした地域関係者から構成する江差町地域公共交通活性化協議会での議論を経て、令和5年度から令和9年度までの5年間を計画期間とする、「江差町地域公共交通計画」を策定しました。
本計画における基本理念を次のように掲げ、基本理念の実現を目指すため設定した、4つの基本目標の達成に向けて、各種施策を進めてまいります。

■基本理念
持続可能な暮らしを未来へ紡ぎ、みんなでつくる自分たちごとの交通
※詳しくは本紙をご覧ください。

《基本目標1》
先進技術を活用した町民等が使いやすい公共交通形態の導入・確保
施策1：当町交通事業の最適化に向けた見直し
施策2：民間バス路線や当町交通事業の見直しによる輸送資源の確保
施策3：江差マースの本格運行及び継続的な運行に向けた取組の実施
施策4：福祉有償運送事業の継続化に向けた検討・協議の場づくり

《基本目標2》
地域内交通と広域交通の接続拠点の創出
施策1：交通・交流拠点の創出
施策2：地域内交通と広域交通の接続性の確保

《基本目標3》
公共交通の見える・魅せる化に向けた利用促進策の実施
施策1：ICTに慣れていただける環境づくり
施策2：地域内交通の適切な運行情報の提供
施策3：公共交通を利用したいと思っていただける機会の創出

《基本目標4》
町民等の広域的な移動機会の確保に寄与する連携策の実施
施策1：〔再〕当町交通事業の最適化に向けた見直し
施策2：〔再〕民間バス路線や当町交通事業の見直しによる輸送資源の確保
施策3：〔再〕交通・交流拠点の創出
施策4：〔再〕地域内交通と広域交通の接続性の確保
施策5：江差町地域公共交通活性化協議会における事業モニタリングの継続的実施
施策6：(仮称)道南地域公共交通計画との連携

■江差町地域公共交通計画の推進
持続可能な地域公共交通を構築していくため、本計画では、町内における公共交通の現状や課題、これまで実施してきた各種調査結果などを踏まえた、将来的な地域公共交通の方向性を示しており、上記4つの基本目標の達成に向けた各種施策を重点的に取り組んでまいります。
本計画の詳しい内容については、町ホームページにて公開しておりますので、ご覧ください。

■他人ごとではなく自分たちごと
公共交通は、運転免許や自家用車を持たない方々を中心に、老若男女問わず誰もが利用できる、かけがえのないサービスですが、公共交通をめぐる環境は全国的にも非常に厳しい状況にあります。
公共交通の必要性が高まっていく将来にわたって、地域の足である公共交通の確保・維持のためには、私たち一人一人が他人ごとではなく、「自分たちごと」として考え、積極的に利用していくことが大切です。

お問い合わせ先：まちづくり推進課まちづくり推進係
【電話】52-6712