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「学院の今」を見て―江差高看まつりを振り返る

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北海道江差町

7月22日(土)、当初の想定を遥かに超える来場者が訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた「江差高看まつり(地域型オープンキャンパス実行委員会主催)」。
新たなスタートを切った『今の江差高等看護学院』を地域住民に知ってもらうため、町や学生自治会などと実行委員会をつくり、学院初となる地域開放型のオープンキャンパスとして、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさんのイベントを実施しました。
イベントを振り返り、江差高等看護学院学院長の石谷絵里さんに、開催への思いや開催後の感想、そして町民の皆さんに伝えたいことを伺いました。

■江差高等看護学院 学院長 石谷絵里(いしたにえり)さん
●今の学院を見てもらいたい
学校の現状を共有する学校関係者評価会議というものがあるのですが、会議に参加する地域の方が学院を訪れた時に、「学院に初めて来た」「こんなに立派な学校だったんですね」という声が多く、学院が町の人に知られていないことを実感しました。やはり、実際に学院に足を運んでもらって、学生や職員の様子を見てもらうことが一番だなと思いました。
そこで、元々高校生を対象に開催予定だったオープンキャンパスを、将来看護師になってもいいなって中学生以下の子どもたちに思ってもらえたり、地域の方に学院の雰囲気を知ってもらえる機会にしたいと思い、企画案を評価会議に投げかけたところ、多くの団体の方に賛同・協力をいただき開催することが決定しました。

●学生の成長している姿に感動
来場者の目標は50人、良ければ100人を想定していましたが、結果169人の方が来てくださって、「あ、こんなにたくさんの方が関心を持ってくださったんだな」っていう喜びみたいなところがありました。来場者アンケートでは、「学院を身近に感じられた」「明るい雰囲気で良かった」などの意見が多くて嬉しかったです。
あとは、学生たちですね。子どもたちの目線に合わせて上手に接している姿、妊婦体験などを体験する大人の方にわかりやすく説明している姿を見て、すごく頼もしく思いました。地域の方との触れ合いですごく成長するんだなというのが見ていて嬉しかったです。

●学院を温かく見守ってください
今の学院は学生が安心して学習できる環境になっており、今年度は奥尻町や札幌医大病院での実習など、地域や道立の強みを活かした魅力あるカリキュラム作りに取り組んでいます。
今回のイベントで実感したとおり、学生たちは地域の方との交流を通じて成長します。今後も積極的に地域との連携を進めていきたいと思っていますので、引き続き学院を見守っていただけたらと思います。

●藤田健太 学生自治会長より
小さい子の笑顔が見られて楽しかったし、色々な年代の方が来てくれたので、看護師にとって必要なコミュニケーション能力を大きく成長させることができたと感じています。
今後も地域に根ざした活動を通じて学生間の仲を深め、明るい学院にしていきたいです。

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