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まちの出来事を紹介します ワイン広場 2023 TOPICS JULY

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北海道池田町

◆第1回池田町まちづくり会議開催
町は6月6日、本年度の「第1回池田町まちづくり会議」を社会福祉センターで開催しました。
この会議は、10年間の長期的な視点でまちづくりの方向性を定める町の最上位計画の「池田町総合計画」に、広く町民の意見を反映させるとともに、住民参加によるまちづくりを進めることを目的に設置。町内の農林業や商工業、福祉、教育など関係団体の代表者と一般応募の個人により構成されています。
この日、第5次総合計画で定めた目標などに対し、令和5~7年度の3年間の具体的な実施方法をまとめた「第3次実施計画」について事務局が説明。その後、「産業」「子育て・福祉・教育」「生活基盤・行政」の3つのグループに分かれ、産業・事業者間の連携や商工業・農業における後継者対策、旧利別小学校の利活用、移住・定住対策、生活環境の整備などについて、町管理職と委員の皆さんが意見交換しました。

◆十勝広域森林組合 池田第二製材工場 竣工式
十勝広域森林組合(本所・芽室町、広瀬重雄(ひろせ しげお)代表理事組合長)が利別南町に建設した池田第二製材工場が完成し、6月14日に工場内で竣工(しゅんこう)式が開かれました。
十勝広域森林組合は、平成20年に十勝中央(芽室町、帯広市、中札内村)、豊頃町、池田町の3組合が合併し誕生。1市4町村をエリアとして、池田町では平成25年に第一製材工場が完成し、原木をラミナー材や梱包(こんぽう)材、パレット材などに加工しています。
完成した第二製材工場は、製品の付加価値を高め流通させることを目的に、令和4年8月から着工し、鉄骨平屋で床面積2250平方メートル、総事業費約14億円で第一製材工場の南側に建設。主に建築材向けのカラマツなどを取り扱い、直径80センチまでの大径木(たいけいぼく)に対応できる送材車や自動で製品加工できるロボット本機など最新鋭の機械を導入しています。
式典では、広瀬組合長が「地域材のカラマツなどの付加価値を高めることを目的に設立に至った。最新鋭の機械の導入により労働環境を改善し、生産性を高め、当初の目的が達成できるよう努力していく」とあいさつ。安井町長らが祝辞を述べ、広瀬組合長と小原秀樹(おばら ひでき)代表理事副組合長が機械に電力供給を行う「火入れ式」を行い、参列者約130人で工場完成を祝いました。
小原副組合長は「地域材であるカラマツなどの付加価値の向上を図り、組合員の収入を上げることで、木を植えてもらう循環型の林業に期待したい」と話していました。

◆北部地域コミセンでくもん脳トレ健康教室 開講
池田町社会福祉協議会主催の「くもん脳トレ健康教室」が6月7日、北部地域コミセンで開講しました。
くもん脳トレ健康教室は、脳の健康づくりや認知症予防などを目的に、池田町では平成22年から開かれ、これまで町民活動支援ルーム「ROCOCO(ロココ)本店」や共生型施設「サロン虹の家」で開催。3件目の会場となる北部地域コミセンでは、昨年度実施した全6回の体験会を踏まえ、参加者複数人に対してサポーターら1~3人で運営する全体学習型を採用。先行運用として実施されるのは全国で初となります。
この日、KUMON学習療法センター普及部東日本チームの本田拓(ほんだ たく)エリアマネージャーが講師を務め、「地域住民同士で楽しく頭の体操を行い、これからの健康に役立てられれば」と話し、学習を開始。高島や大森、近牛、信取に在住の参加者11人が読み書きや計算問題、数字が記載された盤の上に同じ数字の駒を置く「すうじ盤」を、楽しく交流しながら取り組みました。参加した坪原幸美(つぼはら ゆきみ)さんは「他の参加者と交流でき、脳の活性化のため通い続けたい」と話していました。

◆バイオリニスト奥村愛さん ゆかりの地・池田でコンサート
国内外で活躍するバイオリニスト、奥村愛(おくむら あい)さんのクラシックコンサート(池田町田園ホール芸術文化事業委員会主催)が6月10日、田園ホールで開かれました。
奥村さんは、全国から集まったプロの演奏家を目指す若手が一流のクラシック演奏家からレッスンを受ける「池田町音楽キャンプ」(昭和63~平成8年)に中学1年から高校1年(平成4~7年)まで参加。国内外のオーケストラとの共演やテレビ・ラジオへの出演など活躍されています。
ゆかりの地・池田町で開かれたコンサートで、奥村さんは「28年ぶりに田園ホールで演奏できることをうれしく思う」と語り、ピアニストの森田愛矢(もりた あや)さんと共に、エルガーの「愛のあいさつ」やチャイコフスキーの「メロディ」などアンコール曲を含め13曲を演奏し、来場した80人の皆さんを魅了しました。

◆みんなの夢を打ち上げよう!植松さんのモデルロケット教室
ロケットの研究・開発などを行う植松電機(赤平市)の植松努(うえまつ つとむ)社長を講師に招いた「みんなの夢を打ち上げよう!植松さんのモデルロケット教室」(教育委員会主催)が7月6日、池田小学校で開かれました。
この教室は、町の子ども夢基金を活用して平成25年度から隔年で実施。この日は小学5・6年生67人が植松さんによる「思うは招く」と題した講話を聞いた後、モデルロケット作りに挑戦。試行錯誤しながらキットを組み立て、色を塗るなどして自分だけのロケットを完成させました。
打ち上げでは「3、2、1」の掛け声に合わせて発射スイッチを押し、ロケットが空に向かって打ち上がると、歓声が上がりました。戸田結仁(とだ ゆいと)君(5年)は「自分で作ったロケットが飛んでうれしかった」と話していました。

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