■町内2ワイナリーなど巡る冬の池田町ガストロノミーツアー
「いけだガストロノミーバスツアー2024」(池田町観光協会主催、町地域おこし協力隊制作運営)が2月17日に行われ、十勝管内外から参加した17人が町内のワイナリーなどを巡りました。
食文化を育んだ地域を巡る旅行・観光(ガストロノミーツーリズム)の推進を目的に、昨年2月に検討会を設置。同3月にツアーの検証会が行われ、今回はモニターツアーを実施しました。
この日は、小原牧場でいけだ牛の生産現場を見学し、Cafe and Life akao(カフェandライフアカオ)で地元食材を使った軽食を取り、十勝まきばの家ワイナリーでは見学とワインの試飲、ワイン城では地下熟成室の見学などが行われ、貴賓室でいけだ牛や黒豚、ドナルドサーモン、インカのめざめ、チーズなど地場産食材を使ったコース料理を堪能。「山幸(やまさち)」の前身となるオールドビンテージワインも振る舞われ、料理とワインのマリアージュを楽しみました。
参加した帯広市在住の上田拓弥(うえだたくや)さんは「生産者の話を聞いた上で料理を食べると味わいが違った。いろいろな発見があり、楽しかった」と話していました。
今後はアンケート結果を参考に、商品化に向けて検討を進める予定です。
■冬の池田町を彩るアイスキャンドルイベント開催!!
「いけだアイスキャンドルナイトand点灯式」が2月17日にワイン城で開かれ、訪れた町民ら約200人が400個ほどのアイスキャンドルの明かりがつくり出す幻想的な冬の夜を楽しみました。
池田町で冬のイベントを実施できればと町地域おこし協力隊らが発案し、昨年2月に関係者のみで試験的にワイン城にアイスキャンドルを設置。今回、池田町観光協会などの協力の下、開催したものです。
この日は16時から、高校生が考案した町の銘菓バナナ饅頭(まんじゅう)味のマカロン「TOCORON(トコロン)」の限定販売や薬膳ホットワインなど温かい飲み物の提供が行われ、17時ごろから実施された点灯式では来場者も火をともし、ピンク色にライトアップされたワイン城を彩りました
■協働のまちづくりセミナー“わいわい”まちづくりミーティング
町は2月14日、池田町協働のまちづくりセミナー「〝わいわい〟まちづくりミーティング」を田園ホールで開きました。
平成30年12月から令和元年8月の間、計4回にわたり、観光振興によるまちづくりを考えた「ワイワイ観光まちづくりミーティング」を開催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していましたが、住民参加による協働のまちづくりを進めるため、引き続き、ゆとり研究所所長でスローライフの会共同代表の野口智子(のぐちともこ)さんを講師に迎え、再開しました。
この日、野口さんが奈良県十津川村にある谷瀬集落の事例を紹介後、町民や町職員ら参加者32人が4グループに分かれ、短冊に「町をよくするためにやりたいこと」を書いて意見交換し、発表。「酒と健康」や「ワイン城にお泊まり」「堤防で屋台」「フォトコンテスト」などのアイデアが出されていました。
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