津波防災避難訓練・防災講演会を実施

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昭和35年チリ地震津波の教訓を風化させないため、5月24日に津波防災避難訓練を実施しました。
訓練では、午前6時30分頃に釧路沖を震源とした震度6強の地震が発生した想定で、[訓練]緊急地震速報を放送し、町民は安全確保行動(シェイクアウト)を行いました。その後、午前6時32分に大津波警報が発表された想定で、町民は各避難場所へ避難を開始しました。
避難訓練のほかに、「水門等の閉鎖訓練」・「避難場所との情報伝達訓練」・「災害対策本部運営訓練」・北海道立総合研究機構と共同による「避難タワー予定地までの避難行動実証試験」・「霧多布保育所の車避難の実証試験」を行いました。GPS計測器を町民の方、町職員が携帯して避難時間などをデータ化し、計測記録と浸水予測時刻を比較することにより、今後の避難の課題整理に役立てられます。実証試験に参加された皆さま、ご協力ありがとうございました。
なお、今回の訓練は、全体で775人の方々に参加いただき、参加率は26.6%でした。

※避難対象人数2,910人
また、午後からは防災講演会を開催し、日本赤十字北海道看護大学災害対策教育センターの根本教授、北海道立総合研究機構の戸松部長、森松課長をお招きして、本町の課題である防災対策についてご講演いただき、71人の方々にご来場いただきました。
今後も防災意識の更なる向上を目指し、継続的に避難訓練等を実施しますので、皆さまの参加をお願いします。

問い合わせ先：役場防災対策室防災係
【電話】62-2138