No.410 保健師・管理栄養士
近年、糖尿病やがん、心臓病、脳卒中などに代表される生活習慣病の増加等が大きな問題となっています。これは運動習慣や食生活などの日常生活のあり方と深く関係しているため、健康的な生活習慣の確立が重要です。9月は食生活改善推進運動も連携して実施しているため、「野菜・食塩・カルシウム」の摂取量について見直してみましょう。
統一標語「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ」
■運動
適度な運動は、健康維持に効果があります。普段運動をする習慣がない方は散歩をするなど、1日10分の運動から始めてみましょう。
■食事 テーマ「食事をおいしく、バランスよく」
・毎日プラス1皿の野菜
生活習慣病予防のためには350gの野菜が必要とされていますが、それを達成するには70g足りません。これはトマト1/2個、かぼちゃの煮物3切れに相当するため、1日1皿野菜料理を追加してみましょう。
・おいしく減塩1日マイナス2g
日本人の食塩摂取量は減少傾向にありますが、現在摂取されている量は9.7gであり、未だ多いのが現状です。かんきつ類やだしを使用し、マイナス2gを目指しましょう。
・毎日のくらしにwithミルク
20歳以上の平均カルシウム摂取量は、体が必要とする量に対して不足傾向にあります。牛乳・乳製品はカルシウムが豊富に含まれているため日々の生活で摂取することを習慣化しましょう。
その他、「主食・主菜・副菜が揃った食事を意識すること」で、栄養バランスが整いやすくなります。忙しい日々の中でも摂取を心がけましょう。
■しっかり禁煙
喫煙は内臓や血管など、全身に害を及ぼします。本人のみならず、周囲の方の病気のリスクも増えるため、この機会に禁煙してみましょう。
問い合わせ先:役場健康福祉課健康推進係
【電話】62-2307
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