■「浦幌のことが好きになったので、また必ず戻ってきたい」
昼は農作業、夜は地域の人と対話交流をする
「大学生向け」うらほろアグリダイブプログラムを実施しました
「うらほろアグリダイブプログラム」は、道内外から参加する大学生たちが浦幌町に滞在し、農作業や町の多様な人々との対話を通して、自分たちの生き方や、地域や農業を考えることを目的とした企画で、2023年3月から実施しています。
直近では8月末から9月末にかけて、2度開催し、北は旭川から南は鳥取まで全道全国から大学生らが計14名参加しました。日中は農家さんのもとで農作業に携わり、1回目の8月30日~9月10日の開催時には、下浦幌(静内・朝日など)を中心にブロッコリーやじゃがいもの収穫を8日間実施しました。2回目の9月23日~27日の開催時には、上浦幌(富川・恩根内など)で3日間、白花豆の根切りなどに取り組みました。
夜は、次の世代に繋ぐことを意識し活動されている、農家・事業者・経営者・行政らのみなさんと対話する機会を設けました。また、町内の牧場や事業者が利活用を進める施設なども見学し、実地で学びを深めました。
参加者からは「浦幌のことが好きになったので、また必ず戻ってきたい」「人間は自然に打ち勝つことはできないが、それでも楽しくチャレンジ精神を持つ農家さんのプライドが心に焼きついた」「人やまちのあたたかさ、時間や命の大切さを肌で感じられた」との嬉しい声がありました。
浦幌では2023年3月に初開催した本プログラム。農家さんの繁忙期であるビートの育苗ポットづくりの時期に合わせて実施しました。今後も浦幌町の農家さんの繁忙期や人手不足と重なる期間に合わせて、微力ながら農家さんの力になれるように実施する予定です。浦幌町に来た大学生たちが、農作業や地域の皆さんとの交流を通して、農業や浦幌に関わる機会を今後も増やしていきたいと思います。
本プログラムに共感していただける、大学生の受け入れを行いたい農家さんがいらっしゃいましたら、ぜひ十勝うらほろ樂舎までご連絡ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>