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令和5年度教育行政執行方針(2)

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北海道浦幌町

■社会教育
(1)生涯学習の推進
生涯学習の推進については、地域学校協働本部とコミュニティ・スクールが連携・協働しながら、「ひとづくり、つながりづくり、地域づくり」の担い手育成に努め、地域教育力の向上を目指します。
各公民館は、地域の生涯学習拠点として、新型コロナウイルス感染症の影響から回復すべく、公民館講座、公民館まつりや文化祭、文化週間等各種事業のさらなる充実と、ICTを活用した、「うらほろ」らしい生涯学習の推進に努めます。
公民館の整備については、中央公民館の屋根及び玄関の改修工事を実施し、町民の皆様が利用しやすい施設整備を進めます。
家庭教育については、子どもの成長段階に応じた子育て世代への情報提供や相談体制拡充のため、子育て支援センターと連携した「子育て出前ミニ講座」、「親子ふれあい講演」を開催し、学習機会や情報交換の充実に努め、「早寝・早起き・朝ごはん(あいさつ・ノーテレビデー)運動」を推進します。
少年教育については、子ども居場所づくり事業や少年リーダー養成講習会、通楽(学)合宿を実施し、学校・家庭・地域と連携しながら、自立・自律心を伸ばし、郷土愛と生きる力を育みます。
成人教育については、公民館講座を中心に多様な学習機会を提供するとともに、町文化祭や公民館まつりへの青年層の参加を促し、世代間交流や文化・技術の継承を促進します。
高齢者教育については、学校や地域と連携・協働した世代間交流を促進することで高齢者の経験や知識を伝承し、高齢者が生きがいを持って生活できる環境を作るため、寿大学の活動をさらに拡充しながら、多様な学習・交流の機会を提供していきます。
芸術文化については、町内各種団体や地域住民と連携した町文化祭、公民館まつりの実施、小中学生を対象とした文化鑑賞会の実施などにより町内の芸術文化活動を振興していきます。
文化財については、町内に所在する文化財の調査研究を進め、適切な保存管理と新規の文化財指定を進めます。また、町民共通の財産である文化財について広く知っていただけるよう、教材化や文化資源としての有効活用を図ります。
図書館事業については、親子や子どもたちが気軽に本に親しみ楽しむことができる図書館運営に努めます。
令和5年度をもって第2期子どもの読書活動推進計画が期間満了となることから必要な見直しを行い、第3期子どもの読書活動推進計画を策定します。
博物館事業については、令和5年4月に施行された改正博物館法に基づき、社会教育施設としての役割に加え、新たに文化観光施設としての役割が付与されたことを認識し、町民はもとより、地域に関心を持つすべての方々に開かれた博物館として使命を果たせるよう、事業の充実を図ってまいります。
豊北原生花園を新たに環境省のモニタリングサイト1000里地サイトに登録し、生物多様性センターと連携を図りながら、身近な自然環境の変化を町民参加で調査する事業を進めるとともに、生物多様性の保全に関する教育の推進や、保全生態学的な取り組みを進めます。
(2)スポーツの振興
スポーツの振興については、町民の皆さんが心身ともに健康で、体力や年齢、そして目的に応じて気軽に参加できるスポーツ教室を開催するなど生涯スポーツの振興を目指します。
スポーツの生活化・定着化を促進するため、各種スポーツ団体と連携した指導者育成の機会を設け人材育成を図ります。
また、総合スポーツセンター等の指定管理者、及び体育施設を自主的に管理していただいている団体と密に連携・協働することで、安全と安心なスポーツ活動の環境整備に努めます。
部活動の地域移行につきましては、国では本年度から3年間を地域移行の改革推進期間と位置付けていることから、学校関係者やスポーツ・文化団体の関係者などと情報共有を図りながら、円滑な地域移行に向け進めてまいります。
体育施設の整備については、総合スポーツセンタートップライト防水改修及びガラス入替修繕工事、浦幌パークゴルフ場防球ネット設置工事、管理棟ステップ補強工事等を行い、各施設の適切な維持管理に努めてまいります。

■むすびに
「十勝はひとつ、子どもたちのために」との熱き思いを胸に、地域の皆様とともに浦幌町の教育を前進させてまいります。

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