浦幌町長 井上亨
数年前より毎朝、妻とウォーキングをするのが日課となっております。この時期楽しみなのは、シマエナガに会えること。浦幌神社付近の坂道を歩いて「ジュリジュリ」と声が聞こえたら尾が長くふっくらと丸い野鳥が元気に木々の間を飛び回っています。気になる方は観察がてらお散歩に出かけてみてはどうでしょうか。
さて、2月18日(日)に第42回厚内公民館まつりが開催され、私も参加をさせていただきました。地域の皆さんが作成した数々の作品展示があり、余興ではダンス、カラオケ、さらにバンド演奏など内容が盛り沢山。また、子ども達の企画では、某テレビ局の人気コーナー「お絵描きですよクイズ」を実施。チームに分かれて対戦し、会場内の参加者からも大きな歓声が上がる楽しい余興となりました。
余談ですが、私もカラオケを披露。突然のご指名ということで慌ててレーザーディスクカラオケから探すも1980年代の曲が多く、自分が歌えそうな歌が中々見つかりません。
結果、選曲したのが「いとしのエリー」。私も大好きなサザンの名曲ですが、まさかお酒を飲まずに人前で歌うとは。歌いだしは緊張で手が震えましたが、温かい拍手をいただくうちに恥ずかしさも忘れて熱唱してしまいました。
昼食時にはダシのきいた温かいうどんに舌鼓を打ち、午後の部には「つがる三味線石黒会」による三味線演奏と民謡が心地よく会場内に響き渡りました。
閉会にあたり佐藤公民館長からのご挨拶では、新型コロナの影響で実に3年ぶりの開催ができたと声を詰まらせる場面があり、思わず私も涙しそうになりました。
音楽あり、笑いあり、涙ありの素晴らしい公民館まつりでした。
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