【特集】令和4年度決算報告 まちの家計簿(1)

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昨年度の清水町では、どのようにお金が活用されたのでしょうか?
まちの決算状況についてお知らせします。

■一般会計
教育や福祉など基本的な行政運営を行うために管理する会計

◆歳入から歳出を引いた額は、3億7,161万円の黒字でした。
歳入の6割以上が、国から交付される地方交付税などの依存財源となっています。歳出では民生費の割合が高く、福祉サービスの充実が図られました。

◇一般会計歳入　99億8,066万円
(前年度比4億773万円減)

◇一般会計歳出　96億905万円
(前年度比3億7,119万円減)

■特別会計
国民健康保険など、一般会計と区別した管理が必要な会計

◆特別会計に赤字はありませんでした。

■企業会計
水道や下水道など、使用料の収入で運営している事業の会計

◆「収益的収支」は黒字、「資本的収支」の赤字分は他財源で補われました。
企業会計は、日々の営業活動に必要な経費の「収益的収支」と、上下水道施設の整備や改修などに必要な経費の「資本的収支」に分けて経理しています。

■一般会計の用語解説
◇歳入用語
・自主財源…自主的に収入できる財源
・依存財源…国や道の決定により交付される収入
・町税…町民税、固定資産税、軽自動車税など
・分担金・負担金…給食費の負担金など
・使用料・手数料…公共施設利用料金、ごみ手数料など
・繰入金…町の基金から引き出したお金
・その他…財産収入・寄附金・繰越金・諸収入
・地方譲与税…国が徴収した税金の一部を国から交付
・地方交付税…行政サービス確保のために国から交付
・国庫・道支出金…各種事業に対して国や道から交付
・町債…公共施設建設などの費用の借入金
・税等交付金…町税以外の税目で道から交付

◇歳出用語
・議会費…議会運営の費用
・総務費…町の全般的な管理費用
・民生費…高齢者、障がい者、児童福祉の費用
・衛生費…健康やごみ処理など衛生面の費用
・労働費…就労対策などの費用
・農林業費…農林業振興の費用
・商工費…商工業発展や観光振興の費用
・土木費…道路、橋、公園などの整備や管理の費用
・消防費…消防・救急活動の費用
・教育費…学校・社会教育の費用
・災害復旧費…災害復旧の費用
・公債費…借り入れたお金の返済費用
・諸支出金…将来の負担に備えた積み立て費用など

■主要施設の施設運営費と財源内訳は下記のとおりです。
※地方財政状況調査に準じて経常的な運営費を算出しています。
※保健福祉センターと役場庁舎は職員人件費を含んでいません。
※社会体育施設は、体育館(パークゴルフ場含む)、農業研修会館、柔道場、町民野球場、有明公園多目的広場、アイスアリーナ(パークゴルフ場含む)です。

■財政の健全性を示す指標は下記のとおりです。
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の規定に基づき、令和4年度決算の健全化判断比率などを公表します。清水町は赤字がなく、財政上のイエローカードを示す早期健全化基準を下回っています。

問合せ：総務課財政係
【電話】62-2111