■『地域包括ケアシステム』とは?
◆地域包括ケアシステムとは?
住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けられるよう「住まい・医療・介護・予防・生活支援サービス」を一体的に提供するしくみです。
公的サービスや医療機関、介護事業所などが支えるだけでなく、老人クラブ・自治会・ボランティア・NPOなどの助け合いもシステムを支える重要な役割を担っています。
◆システムの5大要素
◇医療
かかりつけ医や町内の病院、管内の急性期病院、回復期リハビリ病院などです。
◇介護
必要に応じて訪問介護(訪問看護)などの在宅サービスや通所介護サービスを提供します。
また、小規模多機能居宅介護などの地域密着型サービスにより、臨機応変なサービス提供が可能です。
◇住まい
自宅や施設など、人生の最後まで暮らす場所のことです。
施設を探す時や入所時のサポートも含まれます。
◇介護予防、生活支援
地域包括ケアシステムの土台となります。行政による介護予防サービスやボランティア団体による見守りなど、様々な活動が含まれます。
また、地域交流など社会参加の場や外出援助、家事援助などの生活支援・自立支援を提供します。
◆システムの捉え方
地域包括ケアシステムは、下図(本紙参照)のように植木鉢に例えられます。
まず、大前提として本人・家族の選択と心構えを土台に、安心して暮らせる住まいと、しっかりとした介護予防・生活支援があることが基本要素となります。
そのうえで、初めて専門職による医療・看護・介護・リハビリテーション・保健・福祉が提供されるという姿が、地域包括ケアシステムのあるべき姿と捉えられています。
問合せ:保健福祉課在宅支援係
【電話】69-2233
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