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猿払村図書室 おすすめ本のご紹介

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北海道猿払村

開館日時:火・水・金・土 12時00分~18時00分

《一般図書》
■地図と拳(『直木賞』『山田風太郎賞』受賞)
小川哲/著
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野…。奉天の東にある“李家鎮”へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

■覇王の轍
相場英雄/著
警察キャリアの樫山順子は、北海道警捜査二課長に突如、着任することになった。歓楽街ススキノで起きた国交省技官の転落事故と道内の病院を舞台とした贈収賄事件を並行して捜査するなか、「独立王国」とも称される道警の慣習に戸惑う。両事件の背景に、この国の鉄道行政の闇が広がっていることも知り…

■荒地の家族
佐藤厚志/著
40歳の植木職人・坂井祐治は、あの災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。仙台在住の書店員作家が描く、止むことのない渇きと痛み。

《児童図書》
■コレラを防いだ男 関寛斎
西村敏雄/作
時は幕末。かかれば3日で死んでしまう恐ろしい病が、長崎から江戸へと広まり、大勢の命を奪いました。「江戸の台所」と呼ばれた銚子の町にコレラが入りこめば、江戸の復興どころではなくなります。現代と変わらぬ「ソーシャル・ディスタンス」や「手指の消毒」を人々に伝え、銚子の町を守り抜いた医師の一生を、物語のかたちで、わかりやすく伝えます。

■あやし、おそろし、天獄園
廣嶋玲子/作
観覧車、ジェットコースター、メリーゴーランド、天獄園のアトラクションは、一見どこの遊園地でもみかける一般的なものばかり。だが、銭天堂の紅子も「足をふみ入れないのがいちばん」と言っているとおり、そのアトラクションには、おそろしい結末がまっている。「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズに登場した「天獄園」を舞台にしたスピンオフ作品。

■光るマウスが未来をかえる
森川成実/作
主人公の鍛人は、養殖マグロの衝突死問題が、遺伝子編集によって解決されるかもしれない、というニュースをきき、マグロが死ななくてすむときいて安心する。そんなとき、大好きなおばあちゃんががんで入院し、体に負担をかけないために「遺伝子治療」を行うことに。未来のお医者さんはどんな治療をすることになるのか想像して、鍛人は未来の技術にワクワクする。

問合せ:
農村環境改善センター【電話】2-3695
教育委員会【電話】2-3011

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