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夏いちごプロジェクト Vol.3(1)

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北海道猿払村

こんにちは、夏いちごの魅力を伝えようと日々奮闘中の山田夫婦です。今月11日には学校給食でも猿払夏いちごを提供予定で、食育を通して子どもたちにいちごに触れてもらおうと動画も作成中です。先月号では夏いちごの歴史や成り立ちについてのお話をしましたが、今回は栄養価についてお話しようと思います。いちごは総合的に見てもトップクラスの栄養価を備えた食べ物。皆さん今年は猿払の夏いちごで夏バテを予防しましょう!


いちごは腸内環境を整える食物繊維を多く含むのはもちろん、細胞の生産や再生を助ける働きのある葉酸、虫歯予防に最適なキシリトール、抗酸化作用があり抗動脈硬化も期待できるポリフェノールといった有効成分を含んでいます。そしてなんといってもビタミンC含有量の多さが特徴的。免疫力向上、美白効果、アンチエイジング効果のあるビタミンCがレモンよりも多く含まれており、いちごを8粒食べるだけで一日に必要なビタミンCが摂取できるなど、食べ方を比較してもいちごの方がお手軽です。さらに正確には野菜に分類されるためカロリーが控え目なのも魅力。このように、いちごは一粒でたくさんうれしい最強の食材なのです。


そんなスーパーフードのいちごですが食べ方には意外と注意が必要です。例えば、いちごに含まれるビタミンCはヘタを取ってから水洗いすると約6割も流れ出てしまいます。またヘタを取る時、包丁で白い部分まで取ってしまうと栄養価は大幅にダウン。アンチエイジングに効果的とされるポリフェノールも、牛乳や練乳などの脂質と一緒に摂らないと体内で吸収されません。牛乳と一緒にいちごを食べるだけで体内での吸収率はなんと2倍もアップします。


これからどんどん暑くなり本格的な夏を迎える猿払ですが、夏に気を付けるべきはビタミン不足。特にビタミンCは体内で合成できないため毎日の食事から摂ることが大切です。そこでオススメしたいのがご紹介したいちごですが、一般的に夏にいちごは手に入りにくいもの。しかし猿払では北ポムムをはじめ3種類の夏いちごを栽培しており、まさに今時期Qマートさんの果物コーナーに陳列されています。今年度は収穫量が増えることで産地ならではの価格に近づけたいと考え、お手にとりやすい価格帯を設定しました。また「こんなにきれいな包装じゃなくて良いんだよね」というお声もあって、販売規格も見直しました。不揃いサイズの詰め合わせパックもご用意しましたので是非Qマートさんを覗いてみてください。今後も日常に取り入れやすい、いちごを使ったレシピをご紹介しますので引き続き夏いちごプロジェクトの動向をチェックしてください!


皆さん「栄養の日」をご存じですか?これは日本栄養士会が制定した日で「えい(8)よう(4)」と読む語呂合わせから8月4日を栄養の日としています。またこの日を中心とした8月1日~8月7日を栄養週間としており、栄養を学び体感することをコンセプトに食生活を考えようという企画です。そんな栄養週間の2023年のテーマは「間食のすすめ」。まさに今までのお話にピッタリな企画だなと思いとりあげました。今が収穫真っ最中の夏いちごを使って、さらにアレンジしたバージョンのフルーツポンチを私たちも作って美味しく頂きました。皆様もぜひチャレンジしてみてください。

ヨーグルトに牛乳とシロップを少しずつ加える

お好みのフルーツを入れて完成!!

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