今月号の特集は、猿払村100年のあゆみ「電気通信ゆかりの地」でした。村に残っている様々な資料を確認して記事を書きましたが、紙面の関係上掲載できなかった内容も多々ありました。せっかくなので、こちらのコーナーでご紹介させていただきます。
日本電信電話公社札幌搬送通信部が昭和49年に発行した「猿払‐樺太と電気通信ゆかりの地」では、猿払電話中継所開所当時のエピソードが掲載されていました。
開所日には、地元小学生の旗行列や部落主催の祝賀会が催されましたが、当時の中継所には経費がなく、なんとかしようと、たまたま来村していた某技師へ実状を話したところ、早速札幌より紅白の餅を運んできてくれたそうです。小学生の旗行列の写真も掲載されていましたが、たくさんの人数が集まり、かなり盛り上がった様子が伺えました。
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