スポーツ庁は、令和5年12月、小学5年と中学2年を対象とした「令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表しました。その結果、8項目の記録を点数化した「体力合計点」で、道内の小・中学校の男女は、いずれも全国平均には届いていないものの、その差が縮まっています。
当町の小学5年と中学2年の児童生徒の結果は、全国平均を上回る種目が一部あるものの、体力合計点は、全国平均を下回りました。
運動習慣、生活習慣等のアンケート調査では、「朝食を毎日食べる」と回答した児童生徒が小学5年女子を除き、全国平均を下回っていました。
また、「平日に学習以外でテレビ、DVD、ゲーム、スマホ、PC等を3時間以上利用している」と回答した児童生徒が、小中学校ともに全国平均を上回っており、全国と比較してメディアの利用時間が長いという傾向が見られました。反面、体育の授業以外での1週間の総運動時間を問う設問では、小中学校ともに全国平均を大きく下回る結果となりました。
文部科学省では、「早寝早起き朝ごはん」国民運動を推進しています。子供たちが健やかに成長していくためには、適切な運動、バランスのとれた食事、十分な休養・睡眠など規則正しい生活習慣が大切です。各家庭において運動、食事、休養・睡眠などの乱れを、子どもたちばかりではなく、いま一度家族で見つめ直してみてはいかがでしょうか。
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