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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊・地域防災マネージャー中島さんによる 防災の心得

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北海道留寿都村

【今月のテーマ…防災ガイド(保存版)を活用しましょう!】
今回は、防災ガイド3ページからの「避難情報」についてのお話です。
現在、避難情報は「警戒レベル3高齢者等避難」、「警戒レベル4避難指示」及び「警戒レベル5緊急安全確保」の3つです(今年もテレビのニュースで度々耳にされたことと思います。)。「警戒レベル」という表現で避難を促しますが、そもそも「避難」とは、「難」を「避ける」ことです。明らかに安全な場所にいる方まで避難する必要はありません。
また、「避難」先は「避難所」だけではありません。自宅近くの安全な場所や近隣町村の親戚・知人宅などでも結構です。各警戒レベルの意味は以下のとおりです。

◇警戒レベル3 高齢者等避難
危険な場所にいるお年寄りや妊婦さん、障がいのある方など避難に時間を要する方は付添いの方も含めて避難を始めてください。その他の方は、いつでも避難できる準備をしてください。

◇警戒レベル4 避難指示
危険な場所にいる方は全員、直ちに避難してください。
ここまでは、いわゆる立退き避難です。

◇警戒レベル5 緊急安全確保
すでに災害が発生しています。直ちに命を守る行動をとってくだい。
警戒レベル5とは、玄関ドアを開けたらすぐそこまで泥水が迫ってきているような、もはや避難所へ移動する状況ではありません。自宅や隣家の2階、崖・山肌とは反対の部屋へ逃げるなど、目前に迫る危険から身を守る行動をとってください。本来であれば警戒レベル4で危険な場所から全員避難です。この段階で避難を完了してください。警戒レベル5は、何らかの事情・状況で避難できない(できなかった)方のためと認識してください。警戒レベル5は、避難の段階ではありません。
次に避難情報の発令についてです。避難情報は、村が気象情報や地域の状況から総合的に判断して警戒レベル3~5を発令しますがその発令に順番はありません。いきなり警戒レベル4を発令したり、警戒レベル3から警戒レベル4をとばして警戒レベル5を発令する場合があります。避難情報には特に注意してください。

〔警戒レベル4で危険な場所から全員避難!!〕

問合せ:企画観光課
【電話】0136-46-3131

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