御保内小学校閉校式典～118年の歴史に幕

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明治37年に簡易教育所として開校以来、御保内地区の教育と地域の発展に重要な役割を果たしてきた御保内小学校が、児童数の減少により令和4年度末で閉校することになり、3月25日閉校記念式典が挙行されました。
式典には地域の方を含む約130人が出席。歴代校長や歴代PTA会長等に閉校行事実行委員会の漆原了会長から感謝状が贈呈されました。
現PTA会長の田村豊和さんはあいさつの中で、「真狩小学校に向かって夢と希望を持ち、前向きに進んでいく子どもたちを見て、全力で応援したいと思います。」と述べていました。
学校の歴史を振り返るメモリアル映像を見たあと、児童ひとり一人からあいさつもあり、「御保内小での思い出を大切にしながら真狩小でも頑張ります。」「ありがとう、御保内小学校」などの言葉に涙ぐむ人も。
齊藤教育長の閉校宣言、佐々木校長より校旗が返還され、長い歴史に膜を閉じました。
式典後、研修センター横に閉校記念プレートを設置し、タイムカプセルを埋設して、学校へ最後のお別れをしました。

■地域とともに　ありがとう御保内小学校
▼御保内小学校の歩み
▽明治
37年9月公立学校御保内簡易教育所として開校
39年4月校舎新築
40年4月御保内尋常小学校として改称

▽昭和
12年4月高等小学校を併置し、尋常高等小学校となる
16年4月御保内国民学校と改称
22年
・4月真狩村立御保内小学校と改称
・5月中学校を併置
24年
・8月校舎増築落成
・6月創立50周年記念式典挙行(校章・校歌を制定)
39年11月屋体新築落成、創立60周年記念式典挙行
49年
・3月中学校閉校式を挙行(併置が解かれる)
・7月創立70周年記念事業、池・築山を完成
・11月創立70周年記念式典挙行
53年11月新校舎落成祝賀会挙行
59年11月創立80周年記念事業および記念品贈呈式を挙行
62年4月川崎小学校との統合式を挙行

▽平成
4年4月校舎裏「御保内パークゴルフ場」開設
6年6月開校90周年記念運動会
16年9月御保内小学校開校百周年記念式典を挙行
17年5月校舎大規模改修工事
22年11月新体育館落成
23年5月新体育館落成記念植樹
26年6月開校110周年記念運動会・学芸会
27年2月体育館耐震工事完了
28年6月校門横、桜の木伐採

▽令和
2年
・2月新型コロナウイルス感染防止のため臨時休校
・4月新型コロナウイルス感染症の影響により運動会中止
3年7月2年ぶりに運動会を実施
4年4月御保内小学校閉校行事実行委員会設立
5年3月御保内小学校閉校式典を挙行(研修センター横に閉校記念プレート設置・タイムカプセルを埋設)