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令和5年9月市議会定例会より ~工藤市長の一般行政報告~(2)

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北海道稚内市

■夏季を中心とした主なイベントの開催について
新型コロナウイルス感染症の5類移行などを受け、以前の人の流れを取り戻しつつある中、この夏は、様々なイベントが開催されています。

8月5日、6日の両日、「第60回稚内みなと南極まつり」が、令和元年以来、4年ぶりに開催されました。

あいにくの天候によって、一部イベントの日程や会場が変更されましたが、例年同様、「北海てっぺんおどり・南極おどり」や「花火大会」のほか、「ボートレース」など多くのイベントが行われ、6日の夜には、ニシン船の展示や稚内海峡太鼓の演奏などが行われる中で、33団体830人が踊りを披露した後に、北防波堤ドームから2千発の花火が打ち上げられ、多くの市民の皆さんに楽しんでいただけたものと思っています。

また、9月1日には、「第36回子育て平和の日記念式典」、「第18回子育て平和祈念の灯」事業がそれぞれ行われました。

雨天により大岬小学校体育館で開催された記念式典では、昭和58年にサハリン沖合いで発生した大韓航空機事件から今年が40年の節目ということもあり、例年以上に多くの遺族会の皆さんにご参加いただいたほか、市民や児童生徒の代表者など、合わせて約200人が平和への思いを新たにしました。

また、かつて、事件で亡くなられた犠牲者を慰霊するために実施されていた「最北野焼き」の趣旨を引き継いで行われている「子育て平和祈念の灯」事業では、同日の夕刻から、北防波堤ドーム内に設置した100基の灯篭を灯し、参加者全員で世界の恒久平和を願ったところです。

本市には、国境のまちとしてのこれまでの悲しい歴史があり、「子育て平和都市」を宣言しているまちだからこそ、今後も、市民ぐるみの子育てと平和を求める活動を続けていきたいと考えています。

また、9月3日には、「第6回日本最北端平和マラソン」が開催されました。今年は、招待選手として、第1回大会から関わっていただいている「川内 優輝(かわうちゆうき)」選手をはじめ、スバル陸上競技部の2人の選手など、昨年から213人多い1210人に参加いただきました。

学生などボランティア232人を含む多くのスタッフのサポートや、走路周辺の店舗からの補給品の提供、また沿道に集まった市民の大きな声援によって、選手たちの走りを支え、大会を盛り上げることができたと感じているところです。

今年は4年ぶりに、前日の交歓会や当日の表彰式も開催することができましたし、参加人数はコロナ禍以前との比較ではまだ少ない中でも、香港や台湾など、海外からの参加もありました。

今後も引き続き、市民や市内事業所なども含めた、まち全体で作り上げ、国内外の多くのランナーに愛される大会であり続けられるよう、努めていきたいと考えています。

■9月補正予算
【一般会計】12億9,244万円追加
【企業会計】4,637万3千円追加
【補正総額】13億3,881万3千円追加
※一般会計、特別会計、企業会計を合わせた予算総額の前年度同期比は2.6%の増額となります。

◆一般会計補正予算の主な内容
〇総務費…1億4,907万6千円
地域エネルギー会社に対する出資金 ほか

〇民生費…4,883万1千円
国庫負担金等の精算に伴う返還金 ほか

〇衛生費…3,373万8千円
国庫負担金等の精算に伴う返還金 ほか

〇商工費…193万4千円
中小企業振興事業

〇土木費…10億5,631万8千円
除雪対策管理事業

〇教育費…254万3千円
北海道稚内高等学校創立100周年記念事業費補助事業 ほか

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