本市の発展に尽力された11氏、2団体を表彰(1)

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本市の発展に尽力された方々に、表彰状と記念品をお贈りしました。表彰された方のお名前及び功績をご紹介します。
※年齢は10月1日現在

■稚内市政功労者
◇松本　勝利(まつもとかつとし)さん(79歳)
【無職・富岡2】
平成11年の初当選以来、5期20年にわたり、稚内市議会議員として活躍し、その間、副議長2年、議会運営委員会委員長6年、建設産業常任委員会副委員長4年を歴任され、地方自治の推進と円滑な議会運営に尽力されました。
また、稚内市都市計画審議会委員を8年間務められ、その中でも、都市計画マスタープラン策定時には、本市の将来像を見据え、的確な助言を行うなど、その指導力と構想力の高さをもって、本市の発展と秩序ある整備を図り、良好な都市環境の形成に大きく寄与されました。
さらには、平成19年から4年間、稚内市監査委員として、優れた識見から行政事務の執行と指導に尽力されるなど、様々な分野で市勢の発展に多大な貢献をされました。

◇田森　和文(たもりかずふみ)さん(75歳)
【無職・潮見2】
平成7年の初当選以来、7期28年にわたり稚内市議会議員として、市民の信頼と期待に応え、地域の発展と振興に寄与されました。
また、議会運営委員会委員長を4年間務める中で、市の重要事項を決定していく重責を担う機関である市議会を、民主的かつ的確な判断力をもって円滑に運営することに傾注されたほか、民生文教常任委員会副委員長、委員長4年を歴任する中で、本市の医師確保対策について様々な角度から意見を述べるなど、住民の健康保持に尽力されました。
さらには、稚内市監査委員を6年間歴任され、公正不偏な観点をもって、行政事務の合理的かつ効率的な運営に大きく寄与されるなど、市勢の発展に多大な貢献をされました。

◇藤谷　良幸(ふじやよしゆき)さん(66歳)
【無職・中央1】
平成7年の初当選以来、7期28年にわたり稚内市議会議員として、市民生活の安定と地方自治の推進に全力を傾注されました。
また、議会運営委員会副委員長、委員長を9年間務められ、市政に市民の声を反映させるため、率先して議会改革行動指針の作成に尽力されるなど、地方自治の発展に大きく寄与されました。
さらには、産業経済常任委員会副委員長を2年、総務経済常任委員会委員長を2年歴任される中で、男女共同参画、子ども・子育て支援事業計画、稚内市総合計画の推進などに対し、的確な助言をされたほか、市民が参画するまちづくりについて、市民との問題意識の共有を図るなど、稚内市の未来創りに多大な貢献をされました。

◇菊地　工(きくちたくみ)さん(78歳)
【会社役員・恵比須3】
平成16年から長年にわたり、稚内市共同募金委員会理事、副会長、会長として、住民をはじめ、法人、団体に懸命に募金の協力を呼びかけ、集められた募金は、高齢化による老々介護や、障がい者の就労などの社会課題や地域課題に役立てられ、地域福祉の推進に大きく寄与されました。
また、犯罪や非行を防止する取り組みである「社会を明るくする運動」や交通安全運動などにも協力を惜しまず、率先して奉仕活動を行ったほか、平成25年の発足当時から現在まで、勇知いも研究会副会長として、雪氷等の自然冷熱を活用した自然冷熱貯蔵庫の技術確立と実用化に取り組まれ、特産品の生産強化と販路拡大に尽力されました。
さらには、平成18年から現在まで、稚内新エネルギー研究会幹事、幹事長を務められ、地球温暖化対策の推進と、新エネルギー関連産業の導入により雇用の創出を図るなど、多分野にわたり市勢の発展に多大な貢献をされました。

◇藤田　幸洋(ふじたゆきひろ)さん(68歳)
【会社役員・港3】
平成7年から令和3年までの26年間の長きにわたり、稚内建設協会理事、会長を歴任され、協会会員と相互に連携しながら、秩序の確立、技術力及び生産性の向上を図るとともに、組織の代表として卓越した識見と判断力を発揮し、業界内の意識改革と指導育成に尽力されました。
また、平成5年から現在まで、北海道港湾空港建設協会理事、副会長、会長を歴任され、道北の物流拠点となる稚内港の整備促進に寄与されました。
さらには、平成17年から令和3年まで、全国浚渫業協会副会長及び北海道支部長を歴任され、卓越した指導力をもって、海底の土砂を取り除いて掘り下げる「グラブ式浚渫工事」を拡大したほか、関係機関への各種要望活動や、技術向上のための実務書の発刊、研修の企画実施などでも大きな役割を果たされ、海陸交通の拠点である港湾という社会資本の充実を通じて、地域経済の発展に多大な貢献をされました。