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自治体の皆さまへ

地域の医療・介護を知ろう!

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北海道稚内市

私たちが安心して暮らし続けるためには、医療と介護が不可欠です。これからの地域の医療・介護について、皆さんと一緒に考えていくため、シリーズで連載します。
【医療法人社団 オロロン会 南稚内クリニック 編】

南稚内クリニックは市の開業医誘致制度を活用して、平成29年6月に開業しました。
内科・小児科・外科と、身近でありながらも幅広い病気に対応しているほか、市内で唯一、日曜日も診療しているクリニックです。
今回は、毎週苫前町と稚内を往来し、地域医療を支える小野先生(法人理事長)にお話を伺いました。

◆声掛けがうれしい
当クリニックはできるだけ断らないこと、また、丁寧な説明を心掛け診療してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行下では、予測できない程、多くの検査や発熱外来の予約が続き、処理できる件数を超えてしまったため、心苦しいですがお断りすることがありました。
診療で忙しい時期が続き、自分も含めスタッフも苦労の連続でしたが、そのような中でも、患者様から感謝のお声掛けを頂いたときは、本当にうれしく思いました。

◆発熱外来を継続
コロナ禍以前は、例えばインフルエンザと糖尿病の患者同士が隣り合わせで待合室にいることが日常的にありましたが、新型コロナウイルスの流行によって、動線を分けて診察する「発熱外来」が主流になり、これは患者側にも診察する側にも、とても大きな変化となりました。
新型コロナウイルスが5類になっても、ウイルス自体が無くなった訳ではありませんし、新たな感染症が現れるかもしれません。
どんな対策をしてもリスクをゼロにすることはできませんが、感染を拡げないためにも、しばらくは、現状の「発熱外来」方式で診療を続けていく方針です。

◆電話予約
感染症法上の位置づけが変わる5月8日(月)以降も、風邪症状がある場合は、事前の電話予約が必要です。検査で陰性が確認できるまで、原則、院内に入ることはできません。

◆検査料などの医療費
各種保険証の負担割合により異なりますが、3割負担の方はPCR検査が4500円、抗原検査は3700円程度で、国による公費負担がなくなるため、従来よりも自己負担が増える見込みです。

◆診療時間等
・午前…8時30分~12時(土日を含め毎日)
・午後…14時~18時(月火水) 14時~19時(木金土)
※受付は各30分前まで
※日曜日は午前のみ
・お休み…祝日、年末年始
【電話】24-5500

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