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自治体の皆さまへ

暮らしの情報箱ー健康ライフ(3)ー

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北海道紋別市

■9月24日(日)から30日(土)は結核予防週間です
結核は現在も、日本で毎年約1万7,000人が新たに発症しており、「過去の病気」ではありません。
又、新たに結核を発症する方の半数以上が70歳以上となっております。これは、若いときに結核に感染し、発症が抑えられていたものの、高齢になって免疫力が落ちたことから発症すると考えられます。

▽結核とは
結核は結核菌によって主に肺に炎症を起こす感染症です。症状は、せき、たん、発熱、倦怠感などで風邪と似ています。「結核かな?」と思ったら、医療機関を受診しましょう。また、せきがある人はマスクをつけて、周りの人に感染を広げないよう心がけましょう。定期的に健診(胸部レントゲン検査)を受けることも、早期に結核を発見するのに有効です。

▽こんなときは病院へ
せきが2週間以上続く、タンが出る、急に体重が減る、からだがだるい

▽発見されにくい高齢者の結核
65歳以上の方は、年に1回胸部レントゲン検査を受けましょう。
また、健診等で胸部レントゲン検査の精密検査が必要となった場合は、自覚症状がなくても必ず受診しましょう。咳・タンなど目立った症状があらわれにくいのが、高齢者の結核の特徴です。
食欲がない・元気がない・体重が減る・微熱などの症状しか出ない場合がありますので、日頃から健康状態に注意しましょう。

問合せ:紋別保健所健康推進課健康支援係・保健係
【電話】23-3108番

■自殺予防週間
令和4年に全国で自殺によって亡くなった方は、2万1,881人で、前年と比較し4.2%増加しています。依然として2万人を超える方が自ら命を絶っており、深刻な状況が続いています。
自殺の背景にはこころの健康や、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な悩みが原因で心理的に追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことのできる社会的な問題です。
自殺の予防には、住民一人一人が自殺を考えるほど追い詰められている人に気づき、支え合うことが重要です。誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指しましょう。

▽自殺予防のための行動~3つのポイント~
気づき:周りの人の悩みに気づき、耳を傾ける
つなぎ:早めに専門家に相談するよう促す
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

保健師や専門医が、こころの健康に心配のある方、飲酒やアルコール問題、ギャンブル問題をお持ちの方の相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。

問合せ:紋別保健所健康推進課健康支援係
【電話】23-3108番

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