■DV問題、ひとりで悩まず相談しよう
DV(ドメスティックバイオレンス)は、日本では「配偶者や恋人・パートナーから受ける暴力」と解釈されることが多いですが、家族の間での身体的・精神的虐待のことを指すこともあります。
▼暴力はどんな理由があってもダメ
1年間に警察が受理した配偶者やパートナーからのDVの件数は、19年連続で最多を更新し続けています。昨年の結果だと、被害者の約73%は女性ですが、男性からの相談も毎年増加しています。
また、夫婦やパートナー間だけではなく、親子間、兄弟姉妹間でも、暴力による残忍な事件が実際に起こっており、性別や関係性によらず誰もが関係し得る深刻な問題となってきています。
▼もし被害にあったら
叩く・蹴るなどの身体的暴力以外にも、無視・暴言などの精神的暴力、性行為の強制など、DVといってもさまざまです。DVは家庭という密室で起こることが多く、被害を受けている本人が声を挙げないと周りは気が付きません。もし被害にあったら、ひとりで悩まず相談窓口や信頼できる身近な人へ相談しましょう。また、身近な人から被害を受けていると伝えられたら、相談窓口を教えてあげましょう。配偶者・パートナーに限らず、家庭内の暴力の解決に向けてサポートしてくれる人たちが多く存在します。「自分だけが我慢すれば家族は幸せ」などと思わず、家族全員が安心して生活するために周りの人や相談窓口に相談することが大事です。
≪相談先≫
○女性相談(面談・TEL)
市役所本庁舎1階子育て支援課
○性暴力に関するSNS相談「Curetime」(内閣府)
【HP】https://curetime.jp
○DV相談+(プラス) (内閣府)(TEL・メール・チャット)
【電話】0120-279-889
【HP】https://soudanplus.jp
問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員
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