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自治体の皆さまへ

男女共同参画コーナー ひゅ~ら〜Human Love〜

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北海道網走市

■男女共同参画による防災
~女性の視点で防災力UP~
さまざまな分野で少しずつ女性の社会参画が進んでいます。今回は、防災や避難所での生活に欠かせない女性の視点と防災活動への女性参画について考えてみました。

【防災の現場は男性主体】
消防や警察、自衛隊など、防災に関わる職業に占める割合は女性に比べて男性が非常に高く、女性の参画が十分に進んでいません。これまで、避難所のルールづくりや必要な物資の選定など、多くを男性が担ってきました。そのため、女性のニーズへの配慮が足りず、さまざまな課題が生じていました。

【求められている女性の視点って?】
避難所では多くの人が狭い空間で共同生活することになります。過去の災害時には、更衣室が男女別に分かれていない、授乳室がない、生理用品や下着を男性が配っていて受け取りづらいなど、女性はさまざまな問題に直面してきました。男性と女性ではその困難の質や度合いに大きな違いがあります。
誰にとっても安全で安心できる避難所環境をつくるためには、男女のニーズの違いや子育て家庭への配慮が欠かせません。防災や避難所の管理運営に女性の視点を取り入れる必要があります。

【男女共同で防災力を強化!】
災害時には、性別を問わず、多くの方が大きな困難に直面します。「男性だから」、「女性だから」と性別で役割を決めつけず、平時から男女が協力して避難所訓練やマニュアルを作成したり、防災活動へ女性が参画しやすい工夫をするなど、女性の視点を取り入れながら、男女が共同で災害に強い地域づくりを進めることが大切です。

網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員

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