■第60回「アイヌ語でカシュムベ」
今月は、「カスベ」をご紹介します!
カスベとは北海道の方言で「エイ」という意味を持ちます。この名前が付けられた由来は諸説あり、臭みが強く「煮ても焼いても食べられない“かす”にしかならない魚」という説や、アイヌ語の「カシュムベ/カシュペ」からきているという説があります。
そんなカスベですが、現在では調理方法が確立されていて、煮つけは北海道の郷土料理として、家庭でも親しまれています。
カスベはコラーゲンが多く含まれていて、煮つけを冷やすとできる煮こごりは、うま味がとけ込んで絶品です!調理する際には、しょうがと一緒に煮ると臭みが出にくくなります。
お店で見かけたらぜひ調理してみてください!
問合せ:水産漁港課漁政係
【電話】内線296
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