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自治体の皆さまへ

男女共同参画コーナーひゅ~ら〜Human Love〜

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北海道網走市

■働く女性にとって魅力的な組織づくり~女性活躍推進セミナーに参加して~
札幌で開催された女性活躍推進セミナーに参加し、魅力的な組織づくりになぜ多様性やジェンダー平等が必要かを学びました。セミナーで講師の方が話していた内容を紹介します。

◇講師の方は言います
産休・育休から職場に復帰した際、休暇前と同じポジションで、子育てをしながら仕事ができないと、それは新しい世代にとって働きづらい企業であると。
短縮勤務などの仕事と子育ての両立を支援する制度がありますが、この制度が逆にマミートラック※になることもあります。
「短縮勤務中だから、この仕事は別の人に」「出産したら今までどおり働けないから仕事を減らさなければ」一般論や、良かれと思ったこのような配慮は、スキルアップを目指している人の気持ちが組み込まれていない可能性があります。これは、好意的な差別でもあります。

◇それぞれに合った仕事を
このような行き違いを防ぐには、働く女性の声を聞く機会をつくり、意向を尊重した上でチャンスと経験を与えることが大切です。対話をして初めて分かることもあるでしょう。
簡単な業務しか任せてもらえないと、仕事へのモチベーションも低下してしまいます。期待され、仕事を任される経験により「私ができることなんて限られている」という考え方が変わり、キャリアを前進させ、人生を豊かにすることもあります。

◇セミナーを受講して
女性が働き続けることの難しさが印象に残りました。性別に関わらず、ライフプランに合った制度を活用し、自身のキャリアについて前向きに考えられるような社会になると良いですね。

※マミートラック…出産を終えて社会復帰した女性や子育てをしている女性が出世コースから外され、キャリア形成が難しくなってしまうこと

問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員

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