令和5年度 教育行政執行方針 重点推進項目

2／17

■子供たち一人一人の可能性を引き出す教育の推進
・確かな学力を育むとともに、成果発表の場として、幼稚園、小・中学校ごとに公開授業研究会を開催し、授業の検証を行います。
・学校における読書習慣の確立に向けた全校一斉読書の取組を強化します。
・特別支援教育の推進については、一人一人のニーズに沿った学習とするための指導計画を作成し、切れ目のない一貫した支援を目指します。
・体育科の指導内容・指導方法の更なる工夫と改善に努め、体力の向上を促します。
・継続的な健康指導や食育指導を計画的に行い、健康や食に関する知識とバランスの良い健全な食生活を実践できる力を育みます。
・知床学の副読本を位置付けたカリキュラムの作成を行うとともに、他地域の先進校と意見交換や課題協議を行い、「海洋教育」の発展に努めます。
・高校の魅力化を推進するために、学校と地域が連携、協働し、地域とともにある学校づくり、学校を核とした地域づくりの取組を町総掛かりで支援します。

■学びの機会を保障し、質を高める環境の確立
・すべての教科にデジタル教科書を導入するとともに、ICTの特性を生かし、個に応じた学習の充実が図られるよう努めます。
・「羅臼町いじめ防止基本方針」に基づき、いじめの防止、いじめの早期発見に取り組み、総合的かつ効果的に推進します。
・不登校対策につながる指導として、児童生徒にとって安全・安心な居場所となるための学校づくりや、分かりやすい授業づくり、児童生徒がSOSを出す方法を身に付けるための教育等に努めます。
・教職員の働き方改革について、教育委員会と小・中学校が緊密に連携・協力しながら、全力で取り組みます。

■地域と歩む持続可能な教育の実現
・子育て・家庭教育については、学校・家庭・地域が連携して、専門知識と技能を導入するための取組を推進し、生活習慣の改善及び読書習慣の定着を目指します。
・学校開放事業を最大限活用し、安定した活動が継続できるよう支援することで、団体活動の活性化を目指します。
・町民が健康で明るく、生涯スポーツに取り組めるよう関係団体と連携し、事業を展開します。
・児童生徒の安全確保の観点から、地震や津波、台風などの自然災害発生時において、自ら身を守る能力と、共に助け合う能力をさらに高める取組を行います。
・新図書館については、生涯学習や情報拠点であるとともに、子育て世代や高齢者にも喜ばれるサービスの拡充を図ります。