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令和5年度 羅臼町総合防災訓練

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北海道羅臼町

■災害時における連携強化及び町民の防災意識向上を目指して

7月30日(日)午前9時30分より、羅臼漁港中央埠頭周辺において、羅臼町防災会議主催による羅臼町総合防災訓練を6年振りに実施いたしました。

訓練当日は恵まれた天候の下、円滑に訓練を実施する事ができ、約120名の町民の皆様にご来場いただきました。
訓練は海上部門から始まり、初動対応の確認、情報伝達訓練、災害ボランティアセンター開設訓練、流出油防除訓練、緊急物資海上輸送訓練、船舶火災消火訓練、海上漂流者救出搬送訓練、孤立地域からの急患搬送訓練を実施しました。
陸上部門では、燃料供給訓練、照明確保・排水訓練、事故車両における負傷者のトリアージ及び要救助者救出訓練を実施しました。
また、避難所体験や災害時備蓄品の展示、啓発物資の配布、災害時に活用できる技術を学べる体験コーナーを設置し、来場者の災害時の対応力の向上に繋がる場となりました。
陸上自衛隊、羅臼町女性団体連絡協議会、羅臼町連合町内会、LPガス協会羅臼支部では、実際の災害派遣の際に炊き出しを行う車両や羅臼町の災害備品を活用して、連携した炊き出し訓練を行い、カレーライス、豚汁の配給を行いました。
今回の訓練では、羅臼町防災会議構成団体の他に、町と災害時の協力に関する協定を締結している民間企業、団体から14機関が参加し、訓練や準備を通じて防災関係機関との顔の見える関係を構築し、連携を深めるとともに、来場者の防災意識の向上を図ることができました。
羅臼町総合防災訓練は通常、2年に1度、地震津波災害が発生した場合に備えて、関係機関の連携強化及び町民の防災意識向上を目的として実施しています。
自然災害については、発生を防ぐことは不可能ですが、災害時の被害を最小化する「減災」の考え方を基本として、各防災関係機関が町民の生命、身体及び財産の保護について万全を期するため、また、町民の「自分の命は自分で守る」という自助の意識を高めていただくために、本訓練については今後も継続して実施して参ります。
町民の皆様におかれましては、近年、全国的に発生している地震を始めとした災害を自分事ととらえ、今一度、災害が起きたときのことを考え、「今できることを準備する『いつも』の備え」を心掛けましょう。
(詳細は、本紙をご覧ください。)

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