知床らうす国保診療所通信～みんなで育む・みんなの診療所～

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■木島所長より　Vol.15
この度、らうす診療所のある検査機器が更新されたのでお知らせいたします。
画像診断装置の一つであるX線透視装置が更新されました。この撮影装置はこれまでは主にバリウムによる胃癌検診や、骨折した患者さんの骨の形や向きを治す整復処置に使ったりしていました。これまでの撮影装置との大きな違いは、標準的な骨密度測定ができるようになったことです。骨密度測定は骨粗鬆症の診断に役立つため、主に65歳以上の女性に対しては検査を受けることをおすすめします。多くの高齢女性は骨密度が低下して骨粗鬆症になっており、転倒して股関節や手首や背骨を骨折してはじめて骨粗鬆症とわかり治療を開始することが多いですが、骨密度を測定することで骨粗鬆症であることがわかれば、治療することで骨折する前にある程度防ぐことができるようになります。関心のある方は外来受診するようお願いします。

■あなたの骨は大丈夫ですか?
診療所では〔骨密度健診〕を行っております。
2,000円(税抜)
当日は診察の必要がなく、右の写真のように画像を撮って10分程度で検査終了です。結果は後日郵送となります。(写真は本紙をご覧ください。)
あなたの骨年齢を知って病気の早期発見につなげましょう。
この機会にぜひご利用ください。

■研修医紹介
6月より勤務する初期研修医を紹介します。
・羅臼町の皆様、このたび知床らうす国民健康保険診療所で研修をさせていただくことになりました、医師2年目の野村聡子と申します。一度、観光で知床国立公園の中を歩いたことがあります。本当に自然が豊かで癒されました。1ヶ月という短い期間ですが、羅臼町の皆様と関われることを楽しみにしております。医師としても人としても未熟者ですが、少しでもお役に立てるよう努力します。何卒よろしくお願いいたします。

・7月に知床らうす国民健康保険診療所で研修させていただくことになりました、松江市立病院研修医の大谷雛瑚と申します。広島県出身で島根大学を卒業後、そのまま松江市で研修を行っています。知床は幼いときに訪れた以来で、自然豊かな環境で学べることを楽しみにしております。医師として未熟で至らないことが多いとは思いますが1ヶ月間がんばりますので、よろしくお願いいたします。

予約・お問合せ先：知床らうす国民健康保険診療所
【電話】87-2116