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桜井市長所信表明(1)

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北海道美唄市

6月11日に行われた美唄市長選挙で初当選した桜井恒市長による、7月10日開会の第2回市議会定例会での所信表明の全文をご紹介します。

市長就任のご挨拶と市政運営についての所信を述べさせていただきます。

■就任挨拶
私は、去る6月11日に執り行われました美唄市長選挙におきまして、多くの市民の皆様の信託を得て、美唄市長を務めることとなりました。
誠に光栄に存じますとともに、多くの皆様のご期待により託していただいた重責に対し、身の引き締まる思いでございます。
私にとって、市政運営は初めてですが、これまで民間企業で培った経験を活かし、これから4年間、市民の皆様の幸せのため、ふるさと美唄の発展のため、身を削る思いで全力を尽くしてまいります。

■基本姿勢
はじめに、市政運営に当たっての私の市政についての方針や、重点課題に関する考え方を申し上げます。
人口減少や超高齢社会に加え、世界中で猛威をふるい、本市においても市民生活に大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症は、今年5月に感染症法上の位置付けが5類感染症に移行され、長きにわたるコロナ禍から、ようやく日常生活を取り戻しつつありますが、社会経済情勢に目を向けますと、ロシアによるウクライナ侵攻等の不安定な国際情勢などを背景に、昨今のエネルギー価格や物価高騰による市民生活、事業者の経済活動などへの影響は、収束の兆しが見えません。
このような状況の中、私は地域での集会などを通じ、たくさんの市民の皆様と出会い、対話を行ってまいりました。
物価高騰や円安により食料品や生活必需品などの価格が上昇し、市民生活へのさらなる悪影響が懸念される中、お一人お一人の生活は、多くの場合、若者・子育て世代においては出産や子育て、教育環境などを考えたときに、このまちで子どもを産み育てていけるのか、また、高齢者においては地域コミュニティの希薄化による社会的孤立など生活への不安、事業者においては原材料価格の高騰、従業員の高齢化や人材不足、後継者問題など切実で厳しく、美唄で事業活動を続けていけるのだろうかといった不安を抱いていることを、市民の皆様との対話を通じて知ることができました。
このことから私は、市政を預かる立場となった今、「対話から始めるまちづくり」をスローガンに掲げ、市民の皆様との対話、さらには市内事業者の皆様との対話、市議会議員の皆様との対話、市役所職員との対話を重ねながら、「皆が、ときめく未来を語るまち、美唄」の実現を目指して、様々な課題解決に全身全霊で挑戦していく所存でございます。

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