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自治体の皆さまへ

≪特集≫DX(Digital Transformation)で広がる選択肢(2)

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北海道美幌町

◆Case3 働き方[How to work]×デジタル[digital]
フリーライター 奥村 菜依加(おくむら なえか)さん
北見市出身。1994年生。短大の教養学科を卒業後、金融機関に6年間勤務。退職後ライターとして起業し、映像制作会社の取締役としても活動。2023年8月に独立。

『自ら道を選ぶ選択肢 デジタルで地方に新たな風を』

「ワーキングスペースKITEN」でPCを開く北見市在住のライター奥村菜依加さん。「フリーライターって言われても謎ですよね」と自身の職業を語るが、現在は「言葉に関する仕事ならなんでも」と取材・記事執筆を行うウェブライティング、短い文章やキャッチコピーを書くコピーライト、さらにはSNSのプロフィール文までさまざまな依頼を受ける。
「5月の連休にインスタで見つけました」と、インターネットや会議室など仕事環境が整った「KITEN」を頻繁に利用する。PCひとつで仕事に取り組める環境はフリーランスな働き方の強い味方となっている。
また、オンラインで遠方からの仕事を受けることもある。「札幌や東京だったり、最近は長崎の方からもお仕事をいただきました。受けられる仕事の数が増えるという部分で、デジタル技術の恩恵は感じます。」
現在はライターとして活動する奥村さんだが、かつては異なる毎日を送っていた。「昔から言葉が好きでした。でもそれを仕事にできるとは思っていなかったし、まして地方では無理だと思っていました。」と、半ば消去法のように金融機関へ就職。しかし、そこで感じた違和感を放ってはおけなかった。「通院などで仕事を休んだ時に、時間に縛られたくないな、という思いが強くなりました。」そんなときに、忘れかけていた『言葉』への想いが蘇った。「コロナ禍だったこともあり、オンラインで仕事を拾える環境が整いつつあったので、やってみようかな、と。」時間を自由に使う生き方、昔あこがれた働き方を叶えるため、一歩を踏み出した。
デジタル技術の進歩で働き方は多様化してきている。「地方で起業して、フリーランスとして働いている人って、特に女性だとあまり多くないと思うんです。だからこそ、地方でもこんなことがやれるんだぞ、というモデルになったらいいな、と思っています。都市部のほうが環境はいいかもしれませんが、私はあえて地方で。」奥村さんの挑戦はまだ始まったばかりだ。

◆デジタル化に関するアンケートにご協力をお願いします
町民の皆様の要望に沿ったデジタル化を推進するため、デジタル機器利用の現状や、今後期待することをお聞かせください。

回答はコチラから!
http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2023091900019/

回答期限:10月31日(火)
所要時間:5~10分程度

問合せ:政策課 政策統計グループ
(【電話】77-6529)

◆「まち育」出前講座でスマホ教室!
町職員が身近なテーマで講座を行う「まち育出前講座」。そのメニューの中に、シニア向けのスマホ教室があります。スマートフォンの基本的な操作や、インターネットの使い方など、スマホ初心者さん向けの講座となっています。スマートフォンに興味はあるけど使い方がわからない、という方は申し込んでみてはいかがでしょうか?

▽まち育出前講座メニュー
[シニア向け]本当に簡単なスマートフォン講座

担当:社会教育課 社会教育グループ
(【電話】73-4187)

申込:町民活動課 広報相談グループ
(【電話】77-6538)

◆できることから、少しずつ。できなくても、大丈夫。
町では、「デジタルを活用して町を変えていき、幸福で住みよい生活をおくること」を目指して、誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化を進めています。
デジタル技術は、幸福で住みよい生活を送るための手段です。ですがその手段は私たちの生活を劇的に向上させる力をもっています。
デジタルとともに暮らし、豊かな生活を送るために、デジタルに少しずつ触れてみませんか?

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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