『認知症になっても安心して暮らせる美幌町に』
◆認知症かな?と思っている方、認知症と診断された方へ
いろいろな症状で悩み苦しんでいるのは本人自身です。この病気は突然何かができなくなるものではありません。生活に重要な能力は、かなり進行するまで保たれます。病気は本人の一部であり、人生の一部にしかすぎません。これからも、自分らしくやりたいことをしていけるように、この病気について、理解し協力してくれる人をみつけましょう。物忘れがあっても支障が少なく過ごせるでしょう。
◆家族の方へ
かつては、認知症になると自覚がない、などと言われていましたが、決してそんなことはありません。何かがおかしいということは本人自身が一番わかっています。それを本人が言えるか言えないかは、周りの人がどれだけ心許せるかにかかっています。否定しない、怒らない、とにかく聞いてみるという姿勢が大切です。
家族や周囲の人も違和感を感じたら、専門機関に相談してみましょう。一人で抱え込まず、認知症という病気や家族の立場を理解し協力してくれる人をみつけましょう。
◆理解し協力してくれる仲間づくり
話しやすい人に自分のことについて話してみましょう。
他にこの病気について相談できる場所
・かかりつけ医
・地域包括支援センター、ケアマネジャー
・おしゃべりカフェ(認知症カフェ)など
当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
参考:「もしも」認知症介護研究・研修仙台センター
美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220・【FAX】73-4787
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